国際芸術センター青森では毎年青森ゆかりの作家を紹介する展覧会「ヴィジョン・オブ・アオモリ」を開催してきました。第14回目となる今回は、二人の作家のグループ展形式による展覧会を開催します。
近年、障がいをもつ作家が制作した作品が、国内外で注目を集めています。その独特な表現のみならず、作品を作り続ける創作意欲は、しばしば私たちの視点を釘付けにします。本展では青森市在住の二人の作家、動物画を得意とする中嶋千晶と古典絵画の模写から独自の世界を構築する成田健太郎の作品を紹介します。
また本展の関連企画として5月9日~5月21日の日程で、市内2か所のギャラリーで東北の作家たちによる展覧会と、青森市内の創作活動を積極的に支援する障がい者支援施設「ドアドアらうんど・青森」の作家たちの作品とその取り組みを紹介します。合わせてご高覧下さい。