タイトル等
Artist in Residence
O JUN 展
まんまんちゃん、あん
会場
国際芸術センター青森
ギャラリーA
会期
2016-04-16~2016-07-03
休催日
会期中無休
開催時間
10:00~18:00
観覧料
入場無料
主催者
青森公立大学国際芸術センター青森
協賛・協力等
協力 Mizuma Art Gallery
概要
国際芸術センター青森では、2016年度最初の展覧会として、O JUNによる個展「まんまんちゃん、あん」を開催します。
O JUNは関係性と無関係性、偶然と必然の狭間で出現するイメージを「意味」が発生する前の「モチーフ」として描くという独自のスタイルで注目を集めてきました。見覚え/聞覚えのあるような出来事の断片を思わせる場面、紋章や国旗といった記号化された図像、明瞭な図像と不明瞭な線、強い画面の余白、画面を縁取る重い鉄のフレームとガラス板などが特徴的な作品は、現代日本の情景を特異な視点で捉えた具象的イメージが、意味深く非日常的な場面へと転換していくようにもみえます。
タイトルの「まんまんちゃん、あん」は、念仏を意味する大阪、関西方面の幼児言葉です。ただしその音は宗教的行為というよりはむしろ、往年の漫才師の決め言葉や子供時代のたわいもない日常と重なり、ほとんど意味をなさない言葉として、本来の意味から乖離し、意味を空中分解させた音として耳に焼き付いていきます。意味と無意味がユーモラスに宙ぶらりんになっている様は、どこかO JUNの作品とも重なっていきます。
本展では、O JUNのこれまでの油彩画や鉄枠で構成された作品をインスタレーション展示するとともに、手製の合金ペンによる直描きドローイングが滞在制作される予定です。
言葉を介さず、目で見たものを脳につなげるような鑑賞体験は、言葉を超えたところにある絵画の面白さとその深遠を再認識させてくれることでしょう。
イベント情報
■ オープニング
アーティストトーク&ライブドローイング
トークでは作品や制作についてのお話しをお聞きします。あわせてライブドローイングを行います。
日時:4月16日(土) 14:00―16:00

■ ワークショップ
「線! 線! 線! 手製の鉛筆でひたすら線を描こう!」
バーナーで鉛と錫を熱して溶かして、手作りの鉛筆を作ります。それから、その鉛筆を使ってギャラリーの壁にドローイング(線で描く絵)を描きます。描いたドローイングは、展覧会会期中、OJUNさんの作品と一緒に展示されます。
日時:5月7日(土)
鉛筆づくり / 10:30―12:00、ドローイング / 13:00―15:00
参加費:鉛筆づくり / 100円、ドローイング / 無料
会場:鉛筆作り / 創作棟ワークショップスタジオ、ドローイング / 展示棟ギャラリーA
対象・定員:鉛筆づくり / 中学生以上15名、ドローイング / 小学生~大人20名
※中学生以上の方は鉛筆づくりとドローイングを続けて両方ご参加いただけます。
※応募者多数の場合抽選、申込締切 5月1日

■ 発見ツアー
参加者のみなさんでお話ししたり簡単なアクティビティをしながら展覧会を鑑賞します。
日時:5月4日(水・祝)、5月28日(土)、6月19日(日) 14:30―16:00
対象:子供から大人までどなたでも
申込不要、ギャラリーA 受付前集合

■ ファミリーツアー
親子でACACの施設や展覧会を体験します。見る、聴く、触るなど、体全体を使ってACACを楽しみましょう。汚れてもよい動きやすい服装でおいでください。
日時:5月5日(木・祝)、7月2日(土) 11:00―12:30
対象:歩ける年齢のお子さん~保護者の方
申込不要、展示棟ラウンジ集合
ホームページ
http://www.acac-aomori.jp/air/2016-1/
会場住所
〒030-0134
青森県青森市合子沢字山崎152-6
交通案内
「国際芸術センター青森」にバスでおいでになる場合は、JRバスまたは青森市営バスの「青森公立大学」または「モヤヒルズ」行をご利用ください。
運賃は、青森市中心部から大体500円前後です。

○ JR青森駅から JRバス または 青森市営バスにて 約40分
「モヤヒルズ、青森公立大学行」乗車 「青森公立大学」下車

○ 東北自動車道 青森中央I.Cから 約5km

○ 青森空港から タクシーで約20分
ホームページ
https://www.acac-aomori.jp/
青森県青森市合子沢字山崎152-6
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