タイトル等
泉茂 ハンサムな絵のつくりかた
会場
和歌山県立近代美術館
2階 展示室C
会期
2017-01-27~2017-03-26
休催日
月曜日、ただし3月20日(月・祝)は開館し翌3月21日(火)休館
開催時間
9時30分~17時
(入場は16時30分まで)
観覧料
一般510(410)円、大学生300(250)円
高校生以下、65歳以上、障がい者の方、県内に在学中の外国人留学生は無料。
第4土曜日(1月28日、2月25日、3月25日)は「紀陽文化財団の日」として大学生無料。
主催者
和歌山県立近代美術館
概要
叙情的な作風で版画家として評価された青年時代から、文学性を排除した晩年の明快な表現へ、関西の美術を牽引してきた泉茂(いずみ・しげる 1922-1995)の画業を紹介します。
大阪市に生まれた泉は、1939(昭和 14)年大阪市立工芸学校図案科を卒業した後、大丸百貨店に勤務のかたわら中之島洋画研究所に学びました。戦後、制作に専心するようになり、1951(昭和26)年に瑛九らと結成した「デモクラート美術家協会」で活動しましたが、泉が1956(昭和31)年の第1 回東京国際版画ビエンナーレ展で新人奨励賞を受賞したことをきっかけに同会は解散、1959(昭和34)年ニューヨークに渡り、そののちパリへ移りました。
そしてこの頃から、芸術とは作家の内部で育まれ、凝縮されたイメージを探求するばかりではなく、発見するものであるという考えによって、自身が描いたドローイングの一部分を切り取って拡大し、緻密な筆使いで再現するという方法で制作をはじめました。以後も意識的に自らが定めた制作方法を転換しながら、刺激的な表現を展開していきました。
それは、いちど版画家として高く評価された泉が、版画家の枠にとどめられることなく画家として生きるための、そして、自身に挑戦するかのように生涯たゆむことなく描き続けるための方法でもありました。それぞれの作品の魅力とともに、いま自身の生き方に向き合っている方にも、これから自身の仕事を始めようとしている方にも、その仕事術をあわせてご覧いただきたい展覧会です。
イベント情報
2月11日(土・祝)14:00 川嶋哲郎ジャズ・ライブ「探求を超えた発見。自己への挑戦。」

2月18日(土)14:00 こども美術館部「ぶぶんとぜんたい」(小学生対象の鑑賞会)

2月25日(土)14:00 講演会「泉茂の若き日々 デモクラートの活動を中心に」
講師:安來正博(国立国際美術館主任研究員)

3月11日(土)14:00 解説会

3月25日(土)14:00 講演会「泉茂 ハンサムな絵のつくりかた」
講師:植野比佐見(当館主任学芸員)

ホームページ
http://www.momaw.jp/exhibit/post-124.php
会場住所
〒640-8137
和歌山県和歌山市吹上1-4-14 (和歌山城となり)
交通案内
[バスでお越しの方]
JR和歌山駅または南海電鉄和歌山市駅から約10分
和歌浦口方面行き「県庁前」下車、徒歩2分
※関西国際空港からリムジンバスでJR和歌山駅まで約40分

[タクシーでお越しの方]
JR和歌山駅から約15分
南海和歌山市駅から約10分

[お車でお越しの方]
阪和自動車道和歌山インターチェンジより和歌山城方面へ約15分
ホームページ
https://www.momaw.jp/
和歌山県和歌山市吹上1-4-14 (和歌山城となり)
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