タイトル等
くらしを彩る<木のしごと>
―菓子木型と川上澄生の静物画―
会場
鹿沼市立川上澄生美術館
2階展示室
会期
2016-04-09~2016-07-03
休催日
月曜日、5月6日[金]
開催時間
午前9時~午後5時
入館は午後4時30分まで
観覧料
一般 300円(200円)、高校・大学生 200円(100円)、小・中学生 100円(50円)
※( )内は20名以上の団体料金、「東武沿線美術館連携事業」共通券割引料金、M割料金
※毎週土曜日は小・中学生無料
※毎月第3日曜日は鹿沼市内の中学生以下の子どもと同伴のご家族は無料
※6月15日(水)は県民の日のため無料
※障がい者手帳の交付を受けている方とその介護者1名は無料
概要
本展では、大正期から戦後にかけて活躍した木版画家である川上澄生(1895-1972)の静物画と、鹿沼の和菓子店が所蔵する菓子木型を<木のしごと>をキーワードにご紹介します。
川上澄生は、1920年代から木版画家として本格的に活動を始めました。栃木県立宇都宮中学校(現・県立宇都宮高校)の英語教師と木版画家という二足のわらじを履いていた澄生が当時とりわけ多く描いたのが、生活の道具をはじめとする身近な「もの」でした。勤め先の中学から帰宅し、家の中で「もの」に目を向ける時間は、澄生に作品づくりのインスピレーションを与えました。澄生は「もの」を組み合わせたり、似た形の「もの」を並べることで、画面の中にリズムや物語が生まれることを発見したのです。本展では、澄生が木版画という<木のしごと>に取り組む姿を、暮らしに身近な「もの」を描いた静物画から探ります。
もう一つの<木のしごと>としてご紹介するのが、菓子木型です。美しい和菓子を作るうえで欠かすことの出来ない菓子木型は、職人の手によって一つ一つ作られます。季節の風物や縁起ものの文様などをかたどったその造形は、<木のしごと>が私たちの暮らしに根付いていたことを思い起こさせてくれるでしょう。
木をくりぬいて華やかな形を生み出し、人々の目を楽しませる菓子木型と木を彫り出してイメージを作る澄生の木版画。本展が、二つの<木のしごと>の奥深い世界を知っていただく機会となれば幸いです。
イベント情報
■ 館長と楽しむ作品鑑賞会
日時:4月9日[土] 午後2時~2時30分
会場:2階展示室
※企画展チケットが必要です

■ 学芸員によるギャラリー・トーク
日時:4月23日[土]、5月21日[土]、6月18日[土] 午後2時~2時30分
会場:2階展示室
※企画展チケットが必要です

■ 川上澄生《初夏の風》特別展示
日時:4月23日[土]―5月31日[火]
会場:2階展示室
ホームページ
http://kawakamisumio-bijutsukan.jp/index.php?id=112
会場住所
〒322-0031
栃木県鹿沼市睦町287-14
交通案内
●JR日光線 鹿沼駅から 徒歩20分
●東武日光線 新鹿沼駅から 徒歩30分
●東北自動車道 鹿沼I.C.から 約6km
ホームページ
https://kawakamisumio-bijutsukan.jp/
栃木県鹿沼市睦町287-14
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