資生堂アートハウスでは、収蔵品の中から風景画、花鳥画を中心に展開する、「四季を彩る日本画の世界」を開催いたします。
この展覧会は、わが社が銀座の資生堂ギャラリーを会場に、七十年近く亘って続けている「椿会」に出品された作品を中核としたもので、上村松篁や髙山辰雄、横山大観、前田青邨など、昭和の日本画壇を牽引した実力者の作品約二十五点が揃います。
冬枯れの木立から、春の花々、愛らしい小鳥、みずみずしい夏の果実や秋の紅葉まで、わが国独自の豊かな四季の風物を題材にした作品の数々は、必ずや皆様の心に響くことでしょう。
また、同時期アートハウスの別会場では、梅原龍三郎、牛島憲之、岡鹿之助らによる油絵の小さな名品展を開催いたします。
日本画と洋画の名品を一堂にご覧いただけるまたとない機会となります。ぜひ皆さまご来館下さい。