タイトル等
企画展
ヒュー・スコット=ダグラス展
会場
栃木県立美術館
会期
2016-04-16~2016-06-19
休催日
月曜日
開催時間
9:30~17:00
入館は16:30まで
観覧料
一般 800(700)円、大高生 500(400)円、中学生以下無料
( )内は20名以上の団体料金
6月11日(土)、12日(日)、15日(水)[栃木県民の日]は入場無料
主催者
栃木県立美術館
協賛・協力等
特別協力=Kaikai Kiki Co., Ltd.
協力=Blum & Poe, Casey Kaplan, Croy Nielsen, Jessica Silverman Gallery, Kaikai Kiki Gallery, Simon Lee Gallery
後援=朝日新聞宇都宮総局、エフエム栃木、産経新聞社宇都宮支局、下野新聞社、東京新聞宇都宮支局、とちぎテレビ、栃木放送、日本経済新聞社宇都宮支局、毎日新聞社宇都宮支局、読売新聞宇都宮支局
概要
世界で最も注目されるアーティストのひとりヒュー・スコット=ダグラス(1988年英国ケンブリッジ生まれ、米国ニューヨーク在住)の最新作を中心とした展覧会を美術館フルスケールで開催します。

スコット=ダグラスは、絵画の誕生からグーテンベルクの印刷術の発明を経て今日にいたる画像の可能性を探求しながら、画像とは何か、その価値とは何かを探究するアーティストです。
本展では、2つの異なる作品シリーズを通して、生産物の過剰性と機械的な生産方法を対比させながら、今日のニューメディアの中で透過性のある画像が生み出される構造が示されます。

歴史的な画像の顕れを振り返る1つ目のシリーズは、2012年から2013年にかけて構想されたもので、今日ではレトロな35mmスライドで上映されます。このシリーズの為にスコット=ダグラスは倒産寸前の映画館から35mm映画の予告編映像アーカイブを買い取りました。
これらの予告編フィルムは二段階に抽象化され、写真の古典技法であるサイアノタイプ(「青写真」の意)と融合して全く新たなスライド画像となります。

2つ目のシリーズでは、流通、生産、消費、廃棄のシステムが常に変容し続けながらレイヤー化される画像世界の意義とその可能性を更に発展させ、スコット=ダグラスは「写真油絵」という歴史的な技法の深化を試みます。「写真油絵」とは高橋由一との共作で知られる写真のパイオニア横山松三郎が開発した技法です。
この幕末維新期の写真技法とカメラ代わりに駆使した今日の3Dスキャナーによって情緒を排して客観化された画像は、運送用のダネージバッグという透過性のある袋と重層化され、新たな作品へと変貌します。

画像の手仕事化と機械化という2つの方法を複雑に交差させたヒュー・スコット=ダグラスの最新作を世界に先駆けて展観します。
イベント情報
ギャラリートーク
2016.4.16 sat. 15:30―
ホームページ
http://www.art.pref.tochigi.lg.jp/exhibition/t160416/index.html
会場住所
〒320-0043
栃木県宇都宮市桜4-2-7
交通案内
電車・バスをご利用の場合―
■ JR宇都宮駅から
西口バスターミナル 6番・7番乗り場から、
関東バス [作新学院・駒生行]で約15分、桜通十文字下車すぐ
■ 東武宇都宮駅前から
東武宇都宮駅前バス停(大通り沿い)から、
関東バス [作新学院・駒生行]で約5分、桜通十文字下車すぐ

お車をご利用の場合―
駐車場有・料金無料
■ 東北自動車道で
[鹿沼IC]から 約15分、または [宇都宮IC]から 約20分
■ 北関東自動車道で
[壬生IC]から 約25分
ホームページ
http://www.art.pref.tochigi.lg.jp/
栃木県宇都宮市桜4-2-7
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