静岡県立美術館は、開館以来「東西の風景画」や「静岡ゆかりの美術」などを収集方針の柱とし、コレクションを進めてまいりました。平成27年度は、ご寄贈により、絵画1点、版画2点の計3点を、新たに収蔵することが出来ました。本展では、この新収蔵作品とともに、作品の制作者である、現代作家の大庭大介氏 (1981- )と、重野克明氏 (1976- )の近作を、個人ご所蔵者より拝借し、参考作品として展示いたします。また、同じく新たに収蔵されたロバート・ライマンの版画作品には、当館が所蔵する、同時代作家によるミニマルアートの作品を、組みあわせて展示いたします。