タイトル等
ディン・Q・レ展:明日への記憶
世界で最も活躍するベトナム人アーティスト、待望の個展!!
会場
広島市現代美術館
会期
2016-03-19~2016-05-15
休催日
月曜日 [ただし3月21日(月・祝)は開館、3月22日(火)は休館]
開催時間
10:00~17:00
入場は閉館の30分前まで
観覧料
一般 1,030円(820)円、大学生 720円(620円)、高校生・65歳以上 510円(410円)、中学生以下無料
( )内は前売り及び30名以上の団体料金 5月5日(木・祝)は高校生以下無料
主催者
広島市現代美術館、中国新聞社
協賛・協力等
後援:広島県、広島市教育委員会、広島エフエム放送、尾道エフエム放送 企画協力:森美術館
概要
歴史の陰で語られることのなかった物語

カンボジアとの国境に近いベトナムのハーティエンに生まれたディン・Q・レ(1968年-)は、クメール・ルージュ(ポル・ポト派)の侵攻を逃れるため、10歳の時、家族とともにアメリカに渡りました。大学で写真とメディア・アートを学んだ後、ベトナムの伝統的なゴザの編み方から着想を得た「フォト・ウィービング」シリーズを発表し、一躍注目を集めます。ハリウッド映画のイメージやベトナム戦争の報道写真などを裁断し、異なるイメージを幾層にも編み上げたこれらの作品は、幼い頃にベトナムを離れ、アメリカ文化の影響を受けて育った自らのアイデンティティの問題に根ざしたものでした。さらに国際的な評価を高めた作品《農民とヘリコプター》(2006年)では、自作のヘリコプターの開発に挑戦するベトナム人男性を中心に、ヘリコプターへの思いを語る人々のインタビューと、ハリウッド映画や報道フィルムから集めたベトナム戦争の映像を組み合わせ、ベトナム人と戦争との複雑な関係を描き出しました。現在はホーチミンを拠点に、綿密なリサーチとインタビューに基づいた映像インスタレーションを通して、人々が実体験として語る記憶に光をあてながら、戦争や移民の問題を独自の視点で扱った作品を制作しています。
ベトナム戦争終結から40年、そして日本にとっては戦後70年を経た今、見えない力によって世界が再び戦争への道を進むことのないように、戦争がもたらした様々な問題についてもう一度深く考えることが求められています。本展では、ディン・Q・レの創作活動を通して、これまで記録された歴史の陰で語られることのなかった個人の記憶に耳を傾け、私たちひとりひとりのこれからについて考えます。
イベント情報
アーティスト・トーク
ディン・Q・レが自らの創作活動について語ります。
日時 3月19日(土) 14:00―15:30
会場 地下1階ミュージアム・スタジオ
※要展覧会チケット(半券可)、事前申込不要

ギャラリー・トーク
本展担当学芸員が展覧会について解説します。
日時 3月20日(日)、4月24日(日) 14:00―15:00
※要展覧会チケット(半券可)、事前申込不要
ホームページ
http://www.hiroshima-moca.jp/exhibition/dihn_q_le/
会場住所
〒732-0815
広島県広島市南区比治山公園1-1
交通案内
◎広島駅から
[路面電車] 5番「広島港」行き ▶ 「比治山下」下車、約500m

[バス]
①広島バス (26-1番系統) 「旭町」行き
②広島バス (31番系統)「県病院」行き
③広電バス (5番系統) 「大学病院」行き
▶ 「段原中央」下車、動く歩道 比治山スカイウォーク経由で 約700m

[タクシー] 約10分

◎紙屋町から
[バス] 紙屋町(県庁前)バス停
「大学病院」行き(比治山トンネル経由) 広島バス(23-1番系統)
▶ 「段原中央」下車、動く歩道 比治山スカイウォーク経由で 約550m

◎八丁堀から
[バス] 八丁堀 (ヤマダ電機前)バス停
「大学病院」行き(比治山トンネル経由) 広島バス(23-1番系統)
▶ 「段原中央」下車、動く歩道 比治山スカイウォーク経由で 約550m

◎市内循環バス ひろしま めいぷる~ぷ
▶ 「現代美術館前」下車、約100m
ホームページ
https://www.hiroshima-moca.jp/
広島県広島市南区比治山公園1-1
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