タイトル等
ファッション史の愉しみ
―石山彰ブック・コレクションより―
会場
世田谷美術館
会期
2016-02-13~2016-04-10
休催日
毎週月曜日 (ただし3月21日[月・祝]は開館、3月22日[火]は休館)
開催時間
午前10時~午後6時
入場は午後5時30分まで
観覧料
一般 1,000(800)円、65歳以上 800(600)円、
大高生 800(600)円、中小生 500(300)円
*( )内は20名以上の団体料金。障害者の方は500円、ただし、小・中・高・大学生の障害者は無料。介助者(当該障害者1名につき1名)は無料。
*リピーター割引: 会期中、本展有料チケットの半券をご提示いただくと、2回目以降は団体料金にてご覧いただけます。
主催者
世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)
協賛・協力等
後援=世田谷区、世田谷区教育委員会、服飾文化学会
特別協力=神戸ファッション美術館、東京家政大学
協力=アトリエ染花、文化学園大学
概要
私たちが普段身に着けている洋服。明治時代以降、徐々に日本の生活に浸透していったこの西洋の服は、どのような変遷を経て現在のかたちに至ったのか。それは、ファッション・デザインを志している人でなくとも、興味深いのではないでしょうか。
ファッション・デザインの教育者として、服飾の歴史の重要性と魅力に強く惹かれた人物に、石山彰(1918-2011)がいます。石山氏は大学で長く教鞭をとり研究を続けるとともに、服飾史に関連する書籍・資料を蒐集していきました。
本展覧会ではこの貴重なコレクションのなかから、16世紀以降の服飾や風俗を伝える書籍と、18世紀末以降の最新流行を伝える雑誌(ファッション・ブック)や版画(ファッション・プレート)、遠い土地への憧れと結びついた民族服の研究書と20世紀初頭に登場した新しいスタイルのイラストレーション、さらに日本の洋装化の始まりを描いた錦絵を、神戸ファッション美術館が所蔵する同時代の衣装や版画と合わせてご紹介します。
移ろいゆく時代の瞬間の証言者であるこれらの歴史的資料を通覧することで、太古より続いてきた美を巡る人類の営み、そして現代のファッションへと想いをはせることになるでしょう。
イベント情報
◎ 講演会
「モダン・ファッションの起点 ポショワールのファッション・ブック」
20世紀に入り、コルセットを必要としないドレスが出現するとともに、ファッション・ブックではポショワールという技法が登場しました。ファッションの新しい時代を象徴する、この二つの表現の魅力に迫ります。
講師:能澤慧子 (本展監修者、東京家政大学教授)
日時:2016年2月13日(土) 午後2時~午後3時 (開場は午後1時30分)
会場:当館講堂
定員:当日先着140名
*当日午後1時よりエントランス・ホールにて整理券を配布。
参加費:無料 手話通訳付

◎ 創作ワークショップ
「ヴィクトリアン・スタイルでつくるコサージュ」
数多くのファッション・デザイナーとコラボレーションしているアトリエ染花によるワークショップ。日常使いができるオリジナルのコサージュを、生地を染めるところからつくります。
講師:浅岡三惠・山岸愛 (アトリエ染花)
日時:2016年4月3日(日) 午後2時~午後5時
会場:当館地下創作室
定員:20名 (抽選)
対象:16歳以上
参加費:4,000円 (材料費込)
申込方法:当館ホームページ「プログラム&イベント」参加申込フォームより
申込期間:2016年2月13日(土)~2月29日(月)

◎ 100円ワークショップ
どなたでもその場で気軽に参加できる工作など。
日時:会期中の毎土曜日 午後1時~午後3時
会場:当館地下創作室
参加方法:時間中随時受付
参加費:1回100円

◎ 美術と演劇のワークショップ「えんげきのえ」
展示作品を見ながら、演劇の初めの一歩を踏み出すシリーズ。憧れの服をつくる人、着る人、見るだけの人…ファッションの歴史の一こまを演じたらどうなる?
講師:柏木陽 (演劇家、NPO法人演劇百貨店代表)
日時:2016年3月13日(日) 午後1時~午後6時
会場:当館地下創作室、企画展示室等
定員:10代以上の方 15名 (申込先着順)
参加費:10代の方 500円、20代以上の方 2,000円
申込方法:当館ホームページ「プログラム&イベント」参加申込フォームより、またはお電話にて
ホームページ
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/next.html
会場住所
〒157-0075
東京都世田谷区砧公園1-2
交通案内
● 東急田園都市線「用賀」駅下車、北口から徒歩17分、または美術館行バス「美術館」下車徒歩3分
● 小田急線「成城学園前」駅下車、南口から渋谷駅行バス「砧町」下車徒歩10分
● 小田急線「千歳船橋」駅から田園調布駅行バス「美術館入口」下車徒歩5分
● 美術館専用駐車場(60台、無料):東名高速道路高架下、厚木方面側道400m先。美術館まで徒歩5分
ホームページ
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/
会場問合せ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)
東京都世田谷区砧公園1-2
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