1950年にスイスでヨーロッパ最初の蝶切手が発行されて以来、印刷技術の発達していたヨーロッパの国々から、次々と美しい蝶切手が発行されてきました。大部分が日本と同じ温帯であるヨーロッパには、日本でもおなじみの蝶であるモンシロチョウ・モンキチョウの仲間やクジャクチョウ・ベニシジミ、人気の高いウスバシロチョウの仲間などが生息しており、その切手も多く発行されています。図柄も蝶だけでなく、蝶と花、または蝶と他の動植物が生息している自然環境を描いたものもあり、今回はその数々を一堂に展示いたします。
また蝶展示室において、世界各地の蝶の標本約14,000頭を常設展示していますので、どうぞ合わせてご覧下さい。