タイトル等
清川泰次の生活デザイン
会場
世田谷美術館分館 淸川泰次記念ギャラリー
会期
2015-12-19~2016-03-21
休催日
毎週月曜日 (ただし、祝・休日と重なった場合は開館し、翌平日休館)、年末年始 (2015年12月28日~2016年1月4日)
開催時間
10:00~18:00
最終入館は17:30まで
観覧料
一般 200円(160円)、大高生 150円(120円)、65歳以上/中小生 100円(80円)
*障害者の方は100円(80円)。ただし小・中・高・大学生の障害者は無料。介助者(当該障害者1名につき、1名)は無料。証明書をご提示のうえ、お申し出ください。 *( )内は20名以上の団体料金 *小・中学生は土、日、祝・休日は無料
概要
具体的な形象から離れて抽象的な表現を追い求め続けた清川泰次(1919-2000)。その創作活動は1980年代に入ると、絵画だけにととまらず、立体作品や生活デザイン全般へと拡がっていきました。
シャープな輝きの鏡面仕上げのステンレス素材で制作された清川の立体作品は、真っ白に塗られたカンヴァスの上に引かれた線が、3次元の空間へと画面から飛び出したかのようにも見えます。立体となった線は、画面という制約を離れ、空間の中を自由に動くことができます。
一方、清川の絵画に見られるリズミカルな線と色によるシンプルな構成は、ハンカチをはじめ、カーテンやカーペットといったインテリアファブリックまで、様々なテキスタイルデザインに応用されました。また、清川は、グラスやカップ&ソーサーなどの食器のデザインも手がけました。こうした工業製品として量産されるテーブルウェアのほか、なかには、益子や、有田などの現地の窯へ赴き、自ら絵付けをして制作したものもあります。これらの制作について清川は次のように語っています。「陶芸の愉しみは、焼き上って15%程小さくなって窯から出て来るものが、思い通りの釉薬の色に仕上がって、その器の中に斬新なバランスの中におさまっているかを、わくわくする思いで見る時であろう。」 陶芸のもつスリリングな特性は、清川に絵画表現では体験できない愉しみをもたらしました。
本展は、暮らしを豊かにするために、日常生活のあらゆる場面に自らの美意識を反映させ、多岐にわたる創作活動を展開した清川の1980年代以降の作品を中心にご紹介します。絵画や立体作品約15点に加え、清川がプロデュースしたオリジナルデザインによる各種グッズや、自ら絵付けをした陶磁器などもご紹介します。
会場住所
〒154-0016
東京都世田谷区成城2-22-17
交通案内
■電車
小田急線「成城学園前」駅南口より徒歩3分
※急行は停まりますが快速急行は通過します
ホームページ
http://www.kiyokawataiji-annex.jp/
東京都世田谷区成城2-22-17
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