タイトル等
近美コレクション
創刊90年 さとぽろとその時代
詩・版画・都市のモダニズム
新しい美を、発見せん―1920年代、札幌の青春。
会場
北海道立近代美術館
会期
2015-12-19~2016-03-21
休催日
月曜日 (ただし1月11日成人の日、3月21日春分の日は開館)、
12月28日(月)~1月4日(月)、1月12日(火)
開催時間
9時30分~17時
入場は16時30分まで
観覧料
一般 510 (420) 高大生 250 (170)
※( )内は10名以上の団体料金。

近美コレクションと三岸好太郎美術館(特別展を除く)を両方観覧する場合 一般 820 (660) 高大生 410 (270)

[無料になる方] 65歳以上、中学生以下、障害者手帳をお持ちの方など。高校生は毎週土曜日ならびに学校の教育活動で利用する場合は無料。
主催者
北海道立近代美術館
協賛・協力等
後援/ 札幌市、札幌市教育委員会
概要
1925年6月、札幌で詩と創作版画の雑誌が誕生しました。その名は、『さとぽろ』。創刊同人は外山卯三郎 (とやま うさぶろう)、斎藤護国 (さいとう ごこく)、伊藤秀五郎 (いとう ひでごろう)、服部光平 (はっとり こうへい)、宮澤孝 (みやざわ たかし)、相川正義 (あいかわ まさよし)、宮井海平 (みやい かいへい)、伊藤義輝 (いとう よしてる)。彼らは北海道帝国大学(現・北海道大学)の学生と教師。自画・自刻・自刷りの版画を貼りこみ、詩やエッセイにより構成した、珠玉の雑誌でした。1929年、通算29号を最後に終刊し、活動期間は約4年という短いものでしたが、美術と文学はもちろんのこと、音楽、演劇、建築など、さまざまな芸術の最新の動向に敏感に反応し、雑誌の刊行以外にも、展覧会、舞台などの活動を積極的に展開。『さとぽろ』は、1920年代後半の札幌における先鋭的な芸術動向をリードする、意欲的な運動体でした。
本展は、芸術雑誌『さとぽろ』全号の内容を紹介してその活動の軌跡を跡付けるとともに、代表的な創作版画を中心に展示。また、雑誌交換をおこなったことが確認できる、他の芸術雑誌をあわせて紹介し、日本の戦前の芸術雑誌の潮流における、『さとぽろ』の位置をうかびあがらせます。
さらに、『さとぽろ』に参加した建築家・田上義也に焦点をあて、田上が『さとぽろ』の人脈とのかかわりの中から生み出していったモダンな建築や、住宅のために設計された家具も展示。札幌というモダン都市に根ざした芸術活動としての『さとぽろ』の性格を浮き彫りにします。
本展は、『さとぽろ』創刊90年を記念して開催するもので、北海道立文学館「『さとぽろ』発見 大正 昭和・札幌 芸術雑誌にかけた夢」展(2016年1月30日~3月27日)と連携して企画するものです。
本展ならびに文学館「『さとぽろ』発見」展をあわせてご覧いただくことにより、札幌が生んだ芸術雑誌『さとぽろ』を、よりゆたかに味わっていただくことができるでしょう。
イベント情報
学芸員によるギャラリー・トーク
土曜日 午後2時~ (約30分)
● ことばとアート
…1月30日・2月27日
● 国貞・国芳・英泉にみる江戸の女性の人間模様
…2月6日・3月5日
● 『さとぽろ』と日本のアヴァンギャルド芸術雑誌
…2月13日・20日
● 遊び心と器―用いられることを拒否するカップ?
…3月12日・19日
ホームページ
http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/knb/exhibition/cl_20151209satoporo.htm
会場住所
〒060-0001
北海道札幌市中央区北1条西17丁目
交通案内
■地下鉄
東西線・西18丁目駅下車。4番出口から 徒歩5分。

■JRバス、中央バス
道立近代美術館バス停下車。徒歩1分。

■お車
お車でお越しの際は、周辺の駐車場をご利用ください。
(長年にわたってご利用いただいた「美術館駐車場」(運営:社団法人北海道美術館協力会)は、2012年7月8日(日)をもって営業を終了しました。)

なお、道立近代美術館をご利用の方は、「ビッグシャイン88 北1条駐車場 (北1条西15丁目)」を割引料金でご利用いただけます。

★ビッグシャイン88 北1条駐車場 北1条西15丁目 (美術館から 徒歩5分)
料金/ 20分 120円 (20分を超える分は 20分につき 120円増し)
・美術館利用者を対象とした割引 / 近代美術館1Fの西側入口付近(公衆電話の横)の押印機、または三岸好太郎美術館展示室受付の押印機で、駐車券に押印すると、駐車場入場から20分無料になります。
・障害者割引 / 精算前に、ビッグシャイン窓口で、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を提示すると、駐車場入場から1時間無料となります。
*ただし、上記の「美術館利用者を対象とした割引」との併用はできませんので、ご注意ください。
(美術館押印機で駐車券に押印すると、障害者割引の適用ができなくなりますので、ご注意ください。)
ホームページ
https://artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp/knb
会場問合せ先
施設全般について: 011-644-6881
美術全般について: 011-644-6883
展覧会全般、団体観覧について: 011-644-6882
教育サービスについて: 011-644-6884
Fax. 011-644-6885
E-mail: kinbi.gyomu1@pref.hokkaido.lg.jp
テレフォンサービス: 011-612-7000
北海道札幌市中央区北1条西17丁目
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