タイトル等
パリの四ヵ月
銅版画家・浜口陽三と写真家・秋山庄太郎
会場
ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
会期
2015-10-10~2016-01-24
前期 | 2015 10.10 Sat.→11.29 Sun.
後期 | 2015.12.1 Tue.→2016 1.24 Sun.
写真と銅版画の展覧会です。前後期で写真の展示替があります。
休催日
月曜日 (祝日の場合は開館、翌日休館)
年末年始 (12/24~1/8)
10/17 (土)はイベント開催のため12:00で閉館
開催時間
11:00~17:00
平日 11:00~17:00 土日祝 10:00~17:00
最終入館は閉館の30分前まで

●ナイトミュージアム 第1・3金曜日は夜8時まで開館
ご好評につき、ナイトミュージアムを再び開催いたします。
本展覧会中、第1・3金曜日は20:00まで延長して開館。お仕事帰り、学校のあとにもゆっくり美術館を楽しんでいただけます。
*第1・3金曜…10/16、11/6、11/20、12/4、12/18、1/15の6日間
*最終入館、カフェラストオーダーともに19:30

※11/15 (日)は体験教室のため、1階会場が鑑賞しにくくなります。
※10/17 (土)は講演会のため、12:00以降は展示が見られません。(ご予約者のみ14:00より入館受付)
※休館日、開館時間等は都合により変更する場合がございます。
観覧料
大人 600円、大学生・高校生 400円、中学生以下 無料
概要
人物ポートレートやライフワーク「花」をはじめ、独特の叙情的作風で写真界の第一線で活躍した秋山庄太郎(1920-2003)。同氏は40歳の年、順風満帆だった仕事を整理し、ヨーロッパ外遊に出かける決意をします。そして1960年2月からの4ヵ月間、行く先々で風景や芸術家の肖像などをフィルムにおさめました。美しきものを写しとめる、という独自の美学に基づいた写真には一瞬のドラマがあり、被写体も風も光もまるでその1シーンのために存在するかのようです。

銅版画家・浜口陽三(1909-2000)はパリで巨匠の名声をほしいままにし、この年はヴェネチア・ビエンナーレの日本代表作家の一人に選出されていました。秋山氏は、パリに着いた翌々日に浜口を訪ね、その後もたびたび行動を共にしました。外遊中に撮影されたフィルムには、浜口の刷り場やアトリエ、版画家・スタンレー・ウィリアム・ヘイターと議論する様子、ビエンナーレに沸くヴェネチアの街角が写っています。

本展では、秋山庄太郎写真芸術館の全面的な協力を得て、残されたフィルムから、パリやヴェネチアの写真、資料など50点ほどを紹介いたします(前後期で展示替)。多くが初公開です。浜口陽三の銅版画については、秋山氏が所蔵していた中より特にお気に入りだったという「4つのさくらんぼ」を含む3点と、ヴェネチア・ビエンナーレ出品作を中心に約30点を展示いたします。

秋山庄太郎の目を通した陽気で輝かしい芸術の都を、浜口陽三の銅版画と共にご鑑賞ください。

―浜口陽三先生のメゾチント作品は、私の静物写真への傾斜に深い係わりがある。沈潜した画面の奥に煌めくような光沢が実に美しい。私は若い頃から黒の多く占める作調に拘り続けていて、それがポートレート作品にも表現するようになったのは、パリで浜口芸術に触れたことに無縁ではない、そう思っている。― 秋山庄太郎
1985年7月(『現代日本の作家たち』サン・アート、1990年、所収)
イベント情報
● 講演会『秋山庄太郎の欧州旅行』
本展テーマの欧州旅行をはじめ、秋山庄太郎の思い出や魅力を語っていただきます。
出演─
上野 紀子 (秋山庄太郎長女/秋山庄太郎写真芸術館 事務局長)
齋藤 智志 (秋山庄太郎写真芸術館 主任学芸員)
日時─10/17 (土) 15:00~16:00
講演会後1時間程度、自由参加のお茶会があります。
参加費─入館料+300円
定員─50名
申込─9月17日(木) 11:00より電話にて受付開始 (先着順)

● 銅版画・モノクロームメゾチント体験教室
1回の実習で製版から刷りまで行い、ポストカード大の作品を完成させます。初めての方でも無理なく参加いただける、初心者向けの教室です。
※経験者 (当館のメゾチント教室に参加されたことがある方)も可。(各回数名)
※技法はモノクロームメゾチントに限ります。詳細はお問い合わせください。
講師─江本 創 (アーティスト)
日時─①11/15 (日) ②11/16 (月)
①②とも 14:00~17:00 教室内容は同じです。
定員─各回12名
参加費─入館料+1800円 (材料費込)
持ち物─下絵(サイズ12×7.5cm)、汚れてもよい服装またはエプロン
申込─9月24日(木) 11:00より電話にて受付開始 (先着順)
*9月17日(木)から変更になりました。
※11/16 (月)は休館日のため参加者のみご入館いただけます。
ホームページ
http://www.yamasa.com/musee/exhibitions/20151010-20160124/
会場住所
〒103-0014
東京都中央区日本橋蛎殻町1-35-7
交通案内
地下鉄

◎半蔵門線水天宮前駅 3番出口 徒歩1分
地下鉄半蔵門線の水天宮前駅の3番出口から地上に出たら、うどん屋さんと、細い道路を隔てて左斜め向かいに、1階ガラス張りのギャラリー風の建物を探してください。
入口上方に青色と黒色の旗(バナー)が見えます。

◎日比谷線人形町駅 A2出口 徒歩8分
◎浅草線人形町駅 A5出口 徒歩10分
人形町通りを半蔵門線水天宮前駅方向へ、FedEx Kinko's Japan (フェデックス キンコーズ・ジャパン) を通り過ぎ、さらに200mほどまっすぐ行きます。首都高速高架のすぐ手前右側の厚木クリニックの角を右に曲がると2軒目の建物が美術館です。1階ガラス張り、入口上方の青色と黒色の旗(バナー)が目印です。

※日本橋三越前から歩くと20分以上かかります。最寄駅の水天宮前のご利用をおすすめします。


バス

中央区コミュニティバス(江戸バス) 北循環ルート
「蛎殻町一丁目水天宮前駅 <22番>」下車 徒歩3分
運行時間 20分間隔
料金 100円(未就学児無料)

主要駅からご利用の場合の所要時間
・東京駅から「東京駅八重洲北口(八重洲地下街北入口)<6番>」より約30分
・三越前駅から「本石町一丁目(日本橋三越前)<8番>」より約27分




首都高速 浜町出口から600m、約3分
首都高速 清洲橋出口から450m、約3分

東京シティエアターミナル駐車場入口前
※美術館には駐車場がありません。向かいのコインパーキングをお使いください。
ホームページ
https://www.yamasa.com/musee/
東京都中央区日本橋蛎殻町1-35-7
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