タイトル等
高村光雲とその時代展
会場
徳島県立近代美術館
会期
2002-09-03~2002-10-06
休催日
月曜日(9/16・23は開館)、9/17・24
開催時間
9:30~17:00(入館は16:30まで)
観覧料
一般 600(480)円
高大生 450(360)円
小中生 300(240)円
※( )内は20名以上の団体料金
※小中高生は土・日・祝・振替休日は無料
※65歳以上・障害者は半額
主催者
徳島県立近代美術館、読売新聞大阪本社、美術館連絡協議会
概要
高村光雲(1852-1934)は、日本近代彫刻界の重鎮として活躍した木彫家です。嘉永5年(1852)、江戸の下町に生まれた光雲は、最初は仏師としての修行を積みます。ところが、この修行の間に時代は明治に変わり、明治初期は廃仏毀釈の影響などで苦闘時代を過ごすことになります。しかしこの時期に、光雲は従来の木彫に西洋的な写実性を取り入れて、新しい表現を生み出しました。その後、明治22年(1889)に開校した東京美術学校には木彫科の教師として迎えられ、翌年に教授となります。明治23(1890)年には帝室技芸員を命ぜられ、明治40年(1907)から開催された文部省美術展覧会では第1回から審査委員を務めるなど、昭和9年(1934)に亡くなるまで日本の木彫界で指導的役割を果たしました。シカゴ万博に出品した〈老猿〉(明治26年)は光雲の代表作のひとつで、国の重要文化財にも指定されています。また、長男の高村光太郎や米原雲海をはじめとする光雲門から輩出した多くの彫刻家たちは、以後の彫刻界に大きな足跡を残しています。
生誕150年を記念するこの展覧会では、作品約70点と画稿などの関連資料により、これまでまとまって紹介されることがなかった高村光雲の全貌を回顧します。また、同時代に活躍した後藤貞行、石川光明、竹内久一、山田鬼斎、島村俊明、門人の山崎朝雲、米原雲海、日本彫刻会や院展で活躍した吉田白嶺、吉田芳明、平櫛田中、佐藤朝山、長男の高村光太郎ら12名の彫刻家の作品約40点をあわせて展示し、その時代を紹介します。
ホームページ
http://www.art.tokushima-ec.ed.jp/
展覧会問合せ先
088-668-1088
会場住所
〒770-8070
徳島県徳島市八万町向寺山 文化の森総合公園
交通案内
[美術館周辺]

お車で国道55号からお越しの場合
徳島南環状道路を使うと便利です。
国道55号・大野橋の南、大野交差点から「徳島南環状道路」を西へ進んでください。「文化の森IC」から直接、公園内へ進入できます。
※ご注意 国道55号の「文化の森総合公園」案内標識は、大野橋の北詰にあります。(北詰で曲がった場合は、園瀬川の北岸ルートから到着することができます。)
「上八万・一宮方面から東向きの徳島南環状道路には、文化の森への出口がありません。また文化の森からは東向き路線のみ合流できます。」

JR徳島駅からバス利用

徳島市営バス 徳島市交通局(088-623-2154)
1. 徳島市営バス 3番のりば「文化の森」行き直通バスに乗車し18分、終点「文化の森」で下車。
2.徳島市営バス 3番のりば「しらさぎ台」行き、「一宮」行き、または「天の原(入田)」行きに乗車し16分、「園瀬橋」下車。徒歩約10分。
※平成23年9月末で、「市原」からのシャトルバスは廃止されました。

徳島バス(088-622-1811)
徳島バス 4番のりば「仁井田西」行き、または「佐那河内線 神山高校前」行きに乗車し16分、「園瀬橋」下車。徒歩約10分。

※JR文化の森駅からは、徒歩で約35分(2km程度)です。タクシー・バスの便はありませんので、ご注意ください。

[徳島阿波おどり空港・高速バス]

徳島阿波おどり空港から市内
連絡バス
徳島駅まで約30分。料金430円

高速バス
高速バスが各地から運行しています。
高松・松山・高知 | 関西 | 岡山・広島 | 名古屋 | 東京
ホームページ
https://art.bunmori.tokushima.jp/
徳島県徳島市八万町向寺山 文化の森総合公園
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