タイトル等
小企画展 孫 雅由展
会場
伊丹市立美術館
会期
2002-09-14~2002-11-04
休催日
月曜日(祝日の場合はその翌日)
開催時間
10:00~18:00(入館は17:30まで)
観覧料
一般 300(240)円
大高生 200(160)円
中小生 100(80)円
※( )内は20名以上の団体料金
主催者
伊丹市立美術館
概要
孫 雅由(1949-2002)は在日韓国人二世として大阪に生まれました。17歳で美術家を志して上京、高山 登(1944- 、もの派の代表的作家)の教えを受けました。その後、多摩美術大学入学しましたが、自主退学しています。
1969年、彼の実質的な芸術活動となる高山 登の「地下動物園」を風景に取り込み、“土”と“からだ”を関係づけたパフォーマンス「記憶喪失」を出発点に、当初はパフォーマンス、インスタレーション、ビデオ作品等を中心に活動しました。70年代後半からは銅版画やドローイングの制作に取り組み、90年代後半の巨大な《空間の間合い》シリーズまで、30余年の作家活動の間に、絵画、版画、ドローイング等膨大な作品群を制作、国内はもとより1981年の第14回リュブリアナ国際版画ビエンナーレを初めとする海外の多くの国際展に出品し評価を得ています。また、教育問題に芸術家として貢献するため、1977~98年まで、英国スコットランド、エジンバラシュタイナースクール・トレーニングコースに留学、人智学を学んでいます。晩年は癌に冒され、闘病生活を送っていましたが、2002年2月21日、53歳の若さで亡くなりました。
彼は常に、芸術とは何か?我々は何をなすべきか?人間とは何か?いかに生きるべきか?と、人間の根源を自問し続け、芸術が、暗闇を照らす一条の光になる事を強く願っていました。
本展は当館が生前に孫 雅由氏から寄贈を受けた316点の作品の中から、彼の80年代後半から10余年間の思考の流れを、アクリル5点、水彩9点、ドローイング11点、版画8点の33点で構成します。
ホームページ
http://www.artmuseum-itami.jp
展覧会問合せ先
Tel.072-772-7447
会場住所
〒664-0895
兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-20
交通案内
阪急伊丹駅より徒歩北東へ約9分/JR伊丹駅より徒歩北西へ約6分/阪急バス伊丹中央停留所より徒歩北へ約3分
ホームページ
https://itami-im.jp/
兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-20
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