タイトル等
第30回国民文化祭・かごしま2015 開催記念
日本近代絵画の巨匠
梅原龍三郎展
―桜島・霧島の光に魅せられて―
会場
鹿児島市立美術館
会期
2015-09-25~2015-11-03
休催日
9/28 (月)、10/5 (月)、10/13 (火)、10/19 (月)、10/26 (月)
開催時間
9:30~18:00
入館は17:30まで
観覧料
一般 1,000円(700円)、高大生 800円(500円)、小中生 600円(300円)
※( )内は前売料金及び20名以上の団体料金。 ※年間パスポートまたは障害者手帳提示者は同料金で観覧できます。 ※所蔵品展も観覧できます。

―前売券取扱所―
■ファミリーマート / e+(イープラス) http://eplus.jp
■ローソン / ローソンチケット [Lコード 87660]
■サンクス、セブンイレブン / チケットぴあ [Pコード 767-010]
■鹿児島市内プレイガイド / 山形屋・生協コープかごしま各店舗・鹿児島市民文化ホール・各画材店
主催者
鹿児島市立美術館・南日本新聞社・KYT鹿児島読売テレビ
協賛・協力等
[助成] 一般財団法人自治総合センター
[企画協力] ティー・シー・ディー [監修] 嶋田華子 (美術史家、梅原龍三郎曾孫)
概要
梅原龍三郎(1888~1986)は、奔放な筆致と豊潤な色彩により大正から昭和にかけて活躍した日本近代絵画を代表する巨匠です。また、梅原は桜島や霧島を数多く描いており、鹿児島ともゆかりの深い画家でもあります。
京都の染呉服業の家に生まれた梅原は、15歳で画家を志し、浅井忠のもとで洋画を学んだ後、20歳で渡仏するとルノワールの作品に接して強く感化を受け、直接アトリエを訪ねて教えを仰ぎ帰国するまで師事しました。
帰国後に開催した白樺社主催の個展で《黄金の首飾り》など滞欧作110点を発表し、国内画壇に大きな衝撃をもって迎えられます。その後、二科会、春陽会を経て、国画会を中心に発表を続ける中、西洋からの借り物ではない日本的な油彩画の確立に苦心し、日本の伝統的な美意識を取り込むことで、西洋と東洋の美を融合した独創的な表現を展開します。
梅原と鹿児島とのつながりは、ナポリを訪れた際、ホテルで出会った日本人からヴェスヴィオ山が桜島に似ていると聞き、一度は行ってみるべきところだと興味を抱いたことに始まります。1934年に初めて鹿児島を訪れてから、1940年までの7年間、毎年のように来訪し、桜島とそれを遠望する霧島風景を繰り返し描きました。そして、桜島を描く頃から梅原の画風は独自の表現を見せるようになり、北京風景の連作、戦後の浅間山や富士山などの連作を手掛けるなかで平面性や装飾性をより強め、97歳で逝去するまで力強く、色彩豊かな作品の数々を生み出しました。
本展では、桜島を描いた作品群を中心に風景画の画風変遷を軸としながら、裸婦や花などの主要なモチーフの作品も加え、鹿児島初の梅原龍三郎展としてその画業をご紹介します。
イベント情報
■ 記念講演会
10月3日(土) 14:00~15:30 | 会場:地下講堂
「梅原龍三郎の生涯と芸術」
講師:嶋田華子氏 (美術史家・梅原龍三郎曾孫)
聴講無料、応募不要・参加自由

■ 記念ワークショップ
10月25日(日) 10:00~16:00 | 会場:市民アトリエ(1)
「桜島を描こう」
講師:東條新一郎氏 (国画会会員)
要応募、30名 ※応募方法はHPまたは美術館へお問い合わせください。

■ 学芸講座
10月18日(日) 14:00~15:30 | 会場:地下会議室
「梅原龍三郎と桜島」
講師:松下幸男 (当館学芸係長)
要応募、24名 ※応募方法はHPまたは美術館へお問い合わせください。

■ ギャラリートーク
10月4日(日)・10月17日(土)・10月31日(土)
各日14:00~15:00 | 会場:展覧会場
当館学芸員による作品解説
※展覧会の観覧券が必要です。
ホームページ
http://www.city.kagoshima.lg.jp/artmuseum/exhibition-h27kikaku2.html
会場住所
〒892-0853
鹿児島県鹿児島市城山町4-36
交通案内
公共交通機関で来館の場合
■ カゴシマシティビューバス「西郷銅像前」下車、徒歩1分。
■ 市電「朝日通」、バス「金生町」下車、徒歩5分。
■ 鹿児島本線 鹿児島中央駅より、車で10分。
ホームページ
https://www.city.kagoshima.lg.jp/artmuseum/
鹿児島県鹿児島市城山町4-36
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