片岡鶴太郎氏の描きおろし連作《四季彩花》に、
パナソニック、WOWの空間演出チームが新しい生命を吹き込みます。
画業20周年を迎えた片岡鶴太郎氏は、かねてから陶器・ガラス器、染色などの分野でも意欲的な制作を進めていましたが、本年は書家としても斯界の芥川賞とされる第10回手島右卿賞を受賞し、還暦を迎えてますます充実した表現活動を展開しています。本展は、美しい日本の四季への思いが込められた数々の作品をはじめ、高さ3メートルにも及ぶ描きおろしの連作《四季彩花》、そして手島賞受賞作《夜》など、約70点によって構成されています。
また、パナソニックの空間演出ソリューション特別展と銘を打ち、最先端のテクノロジーによって、かつてなかった片岡鶴太郎ワールドがご覧いただけます。最新の空間演出機器スペースプレーヤーを使って、描かれた繊細な花びらやかわいらしい小動物などのモチーフは現実の生命を得たように動き出すことでしょう。空間演出を手がけるのは、東京と仙台、ロンドンに拠点を置くビジュアルデザインスタジオのWOW。スペースプレーヤーをはじめ、話題の4Kを含む各種映像・照明機器を駆使した空間演出によって初めて実現した片岡鶴太郎氏の幻想世界をどうぞご体験ください。