タイトル等
特別陳列 新収品展
会場
京都国立博物館
会期
2002-07-03~2002-07-28
休催日
月曜日
観覧料
大人 420(210)円
大高生 130(70)円
中小生 無料
※( )内は20名以上の団体料金
主催者
京都国立博物館
概要
京都国立博物館では、恒例の新収品展が開催されます。染織・陶磁・考古・金工・書跡・絵画の各分野において、平成13年度に当館が購入あるいは寄贈をうけた作品を展示します。主な展示作品は、洛中洛外図・真山水図(狩野元信筆)、和歌巻断簡(本阿弥光悦筆)、金銅五鈷杵、青磁鎬蓮弁文鉢、青銅馬鐸などです。
展示室に足を踏み入れると、こうした作品の中に、縦20.1センチ、横15.5センチと小品ながら、その空間を美しくいろどる逸品に出会うことができます。それは石山切です。石山切は、もともとは天文18年(1549)に後奈良天皇より証如(本願寺法主)に下賜され、現在、西本願寺の所蔵する「三十六人家集」の一部をなしていたものです。そのうち「伊勢集」ならびに「貫之集・下」が昭和4年(1929)に分割され、その際、同寺がもとあった摂津石山の地にちなんで石山切と名付けられました。西本願寺所蔵の「三十六人家集」は、12世紀前半に作られたもので、艶やかな料紙装飾で広く世に知られています。
本幅もその例に漏れず、破り継ぎという技法を用いて、金泥で折枝や飛鳥を描いた非常に華麗な料紙に、流麗な筆致で「伊勢集」の「草まくら」以下五首の和歌が筆写されています。約300平方センチに展開された平安朝の技術力を心ゆくまで堪能してみてはいかがでしょうか。
ホームページ
http://www.kyohaku.go.jp/
展覧会問合せ先
075-525-2473(陳列案内) 075-541-1151(代表)
会場住所
〒605-0931
京都府京都市東山区茶屋町527
交通案内
[公共交通機関でおこしの方]

JRをご利用の場合
JR京都駅下車、市バス京都駅前 D1のりばから100号、D2のりばから206・208号系統にて 博物館・三十三間堂前下車、徒歩すぐ
JR京都駅下車、JR奈良線にて東福寺駅下車、京阪電車にて七条駅下車、徒歩7分

近鉄をご利用の場合
丹波橋駅下車、京阪電車丹波橋駅から七条駅下車、徒歩7分

京阪電車をご利用の場合
七条駅下車、東へ徒歩7分

阪急電車をご利用の場合
河原町駅下車、京阪電車 祇園四条駅から大阪方面行きにて七条駅下車、東へ徒歩7分
又は、河原町駅下車、四条河原町から市バス207号系統にて東山七条下車、徒歩3分

市バスをご利用の場合
京都駅前市バス D1のりばから100号、D2のりばから206・208号系統にて
博物館・三十三間堂前下車、徒歩すぐ

プリンセスラインバスをご利用の場合
京都駅八条口のりばから11・12号系統にて東山七条下車、徒歩1分
四条河原町から16・18号系統にて国立博物館前下車、徒歩1分
ホームページ
https://www.kyohaku.go.jp/
京都府京都市東山区茶屋町527
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索