松本秋則は、竹を主な素材に用いて組み上げ、音の出るサウンド・オブジェを制作している作家です。
空気の動きを捉えたりモーターを駆使して作品に動きを与え、竹同士がぶつかりこすれ合ったりすることによって生まれる音の連鎖が、素朴で愉快な音楽を奏でます。また、巨大なスクリーンを仕立ててオブジェを投影し、音と映像が織りなす優しく心地よい風景を創出します。
本展は、≪Sound Forest≫と≪Sound Garden≫、そして≪Sound Theater≫という3つのインスタレーションにより構成されます。会場を巡り様々に変化する音と光が繰り広げる一期一会の世界をお楽しみください。