タイトル等
初期伊万里展
会場
戸栗美術館
会期
2015-04-04~2015-06-21
休催日
月曜日
※ゴールデンウィーク期間中の5月4・5・6日は開館、翌5月7日(木)は休館。
開催時間
10:00~17:00
入館受付は16:30まで
観覧料
一般 1,000円 / 高大生 700円 / 小中生 400円
(団体20名様以上で200円割引)
※ゴールデンウィーク期間中、小中学生入館料無料。
概要
17世紀初頭、佐賀・有田地域において日本初の国産磁器として誕生した伊万里焼。その創始は、豊臣秀吉の文禄・慶長の役(1592-98)の際に連れ帰られた朝鮮人陶工伝来の製磁技術にあると考えられています。1610年代から色絵の登場する1640年代までに生産された製品は「初期伊万里」と呼ばれ、形の歪み、フリモノの付着や窯キズ、素地や染付の不安定な発色などの特徴に、草創期らしい技術の未熟さが表れています。また装飾の面では、当時国内で需要の高かった中国磁器に倣い、早期から染付技法が用いられ、描かれた意匠にもその影響が見受けられます。
当初磁器(伊万里焼)は、陶器(唐津焼)と同窯で焼成されていましたが、寛永14(1637)年の佐賀鍋島藩による窯場整理・統合政策後、磁器中心の生産体制が確立されました。この政策以降、技術の向上により、皿や瓶類に加えて口径40cmを超える鉢などの大作も製造されるようになったと考えられています。
今展では、初期伊万里約80点と窯跡出土陶片をあわせて展示し、磁器の誕生からその品質向上に注力した17世紀前半の伊万里焼の様相をご紹介致します。
イベント情報
GW特別企画 やきもの展示解説 入門編
5月2日(土)~5月6日(水・振休) 毎日午後2時~ (所要時間約60分)
陶器と磁器の違いといった初歩から始め、伊万里焼の歴史などを陶片を触りながら学んだ後、「初期伊万里展」をご案内致します。初心者の方もお楽しみいただける入門編の解説になります。
入館券をお求めの上、ご自由にご参加ください。(予約は不要です。)

[展示解説]
展示期間中、第2週・第4週の水曜日と土曜日に、当館学芸員による展示解説を行ないます。
入館券をお求めの上、ご自由にご参加ください。(予約は不要です。)
■第2・第4水曜 午後2時~
(4月8日・22日、5月13・27日、6月10日)
■第2・第4土曜 午前11時~
(4月11・25日、5月9・23日、6月13日)

[英語展示解説]
展示期間中、当館スタッフによる英語の展示解説を行います。参加ご希望の方は、事前に電話または当館ホームページよりお申込み下さい。
(外国語展示解説申込みフォーム)
http://www.toguri-museum.or.jp/english/museum_tours/
ホームページ
http://www.toguri-museum.or.jp/tenrankai/index.php
会場住所
〒150-0046
東京都渋谷区松涛1-11-3
交通案内
●「渋谷駅」ハチ公口より徒歩15分
●京王井の頭線「神泉駅」北口より徒歩10分
ホームページ
http://www.toguri-museum.or.jp/
東京都渋谷区松涛1-11-3
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