タイトル等
月映展 [つくはえ]
田中恭吉 恩地孝四郎 藤森静雄
100年前、3人の若者が木版画にかけた青春。
会場
愛知県美術館
会期
2015-04-17~2015-05-31
休催日
毎週月曜日 (ただし5月4日[月・祝]は開館)、5月7日(木)
開催時間
10:00~18:00
金曜日は20:00まで (入館は閉館30分前まで)
観覧料
(一般) 900(700)円
(高校・大学生) 600(400)円
(中学生以下) 無料
※( )内は前売券および20名以上の団体料金です。
※上記料金で、同時開催のコレクション展及びAPMoA Project, ARCHもご覧いただけます。
※「身体障害者手帳」、「精神障害者保健福祉手帳」「療育手帳」のいずれかをお持ちの方、また、その手帳に「第1種」または「1級」と記載のある方に付き添われる方は1名まで当日料金が半額となります。美術館チケット売場にてお買い求めください。
※小・中学生は美術館チケット売場で無料観覧券をお受け取りください。
※前売券(および当日券)は、愛知県美術館チケット売場、主要プレイガイド、チケットぴあ(Pコード:766-555)、ローソンチケット(Lコード:43797)などでお求めいただけます。

前売券販売期間:2月17日(火)―4月16日(木)
主催者
愛知県美術館、NHKプラネット中部
協賛・協力等
◎後援:NHK名古屋放送局
概要
1914年9月、三人の美術学生によって60ページたらずの冊子が世に送り出されました。田中恭吉・藤森静雄・恩地孝四郎、それぞれが刻んだ木版画と彼らの詩をまとめた「詩と版画の雑誌」、『月映』です。
病に苛まれ文字通り命を刻むようにして木版画の制作を続けた田中恭吉。田中の存在に触発されて美しい友情をかわしながら、生と死についての内省的な作品を生み出した藤森静雄。日本で最も早く抽象表現へと進んだ恩地孝四郎。彼ら三人によって生み出された『月映』は近代日本美術史においても希有な珠玉の作品集となりました。
『月映』は、洋画や日本画といった美術の主たるジャンルから離れて自刻木版へと向かった野心的な取り組みと、それによって創作版画運動の草創期を形成した点で評価されています。また彼らは竹久夢二とも親しく交流し、さらに『月映』を見たのをきっかけに萩原朔太郎が第一詩集『月に吠える』の装丁を田中と恩地に依頼するなど、『月映』は近代日本の文化において重要な場所に位置づけられます。
本展では、『月映』が刊行されて100年となるのを記念して、その内容と意義をあらためて見直します。
イベント情報
記念講演会
「『月映』と萩原朔太郎」
講師 坪井秀人氏 (国際日本文化研究センター教授)
日時 2015年4月25日(土) 13:30―15:00
会場 愛知芸術文化センター12階 アートスペースA
※申込不要・聴講無料。会場に直接お越しください(先着150名)。

ギャラリー・トーク (学芸員による展示説明会)
4月26日(日)、5月2日(土)、5月23日(土) 各回 11:00―11:40
5月15日(金) 18:30―19:10
※申込不要・聴講無料。
観覧券をお持ちの上、開始時刻に美術館ロビーにお集まりください。
展示替え情報
期間中、一部作品の展示替えを行います。
前期=4月17日(金)―5月10日(日)
後期=5月12日(火)―5月31日(日)
ホームページ
http://www.tsukuhae.com/
会場住所
〒461-8525
愛知県名古屋市東区東桜1-13-2
交通案内
・地下鉄 東山線・名城線「栄」駅、名鉄瀬戸線「栄町」駅下車。
オアシス21を経由し 徒歩3分。
(オアシス21地下階連絡通路が愛知芸術文化センター地下2階に接続、オアシス21地上階はセンター2階に接続しています。エレベーターで10階にお上がりください。)
ホームページ
http://www-art.aac.pref.aichi.jp/
愛知県名古屋市東区東桜1-13-2
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