タイトル等
菅 木志雄
置かれた潜在性
会場
東京都現代美術館
会期
2015-01-24~2015-03-22
休催日
月曜日
開催時間
10:00~18:00
入場は閉館の30分前まで
観覧料
一般 1,100円(880円) / 大学生・65歳以上 800円(640円) / 中高生 600円(480円) / 小学生以下無料
※( )内は20名様以上の団体料金 ※本展のチケットで「MOTコレクション」もご覧いただけます。 ※同時開催の展覧会との共通券もございます。 ※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付添いの方(2名まで)は無料。
主催者
公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館
協賛・協力等
協力| 朝日酒造株式会社
概要
置かれた潜在性
ものは、つねに<現在>である。ものの現在性は、意識しなければ見えないものである。
だから、ものを見ようとするとき、ものの現在性を直視しなければならない。
ものの隠れたリアリティーを見ることは、世界の成り立ちを知ることでもある。
菅 木志雄 2014

1968年に多摩美術大学を卒業した菅木志雄(1944年-)は、「もの派」と呼ばれるこの時代の美術動向を代表する作家の一人です。近年、概念的思考と物質を結びつけた70年代的な試みは内外で注目を集め、イタリアの芸術運動アルテポーヴェラと並び、もの派の作品、なかでも、菅の仕事は高い評価を受けています。
石や木、金属板などを素材として空間の中に形成される菅のインスタレーションは、物質と物質を一つの空間に共に存在させることによってたちあがってくる「風景」の生成といえます。物質が集合して存在すること、そこから生まれる、相互の連関性、これらを知的に感性豊かに制御することで空間が、物質が変容をはじめます。創作行為という介入の結果により空間を活性化すること、それが菅の作品の本質にはあるのです。
菅の作品は、現代のバーチャルなネットワーク社会にあって、フィジカル (現実の身体的) な複雑さと実感を伴った世界との接触を求める私たちの内的欲求を反映していると言えるでしょう。私たちはただ表面的につながっているだけでなく、個々が確かな存在として全体にかかわり、空間に作用しています。本展は物質と身体、空間について菅作品が内包する多くの示唆に富んだ視点を、菅のコンセプトが先鋭的にあらわれた70年代を中心に、インスタレーションや制作ノート、記録映像を通して、提案するものです。
イベント情報
対談 菅木志雄 × 長谷川祐子
2015年1月25日[日] 14:00―

アクティヴェイション 菅木志雄
2015年3月7日[土] 14:00―

「菅木志雄展」「ガブリエル・オロスコ展」共同企画
松井みどり (美術批評家)によるレクチャー
2015年1月31日[土] 15:00―

トーク「1970年代をめぐって」
手塚一郎 (ヴィデオ・インフォメーション・センター代表)
前山裕司 (埼玉県立近代美術館学芸員)
2015年2月14日[土] 14:00―

*集合場所や、新たな関連プログラムは詳細が決まり次第、当館HPにてご案内致します。
ホームページ
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/kishiosuga.html
会場住所
〒135-0022
東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)
交通案内
最寄駅
東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」B2出口より徒歩9分
都営地下鉄大江戸線「清澄白河駅」A3出口より徒歩13分
東京メトロ東西線「木場駅」3番出口より徒歩15分、または都営バスで「東京都現代美術館前」下車
都営地下鉄新宿線「菊川駅」A4出口より徒歩15分、または都営バスで「東京都現代美術館前」下車

「木場」「菊川」駅のほかにも、「錦糸町」「東京」「とうきょうスカイツリー」「押上」「秋葉原」「新橋」「葛西」「豊洲」駅などから都営バスでもお越しになれます。

お車でお越しのお客様
首都高速9号深川線「木場」出口から約5分「枝川」出口から約10分です。

駐車場について
台数:約100台 / 福祉車両専用スペースあり
料金:普通車 1時間300円 (以降30分ごとに150円)
大型バス 1時間1000円 (以降30分ごとに500円)
ホームページ
https://www.mot-art-museum.jp/
会場問合せ先
03-5777-8600
東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)
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