タイトル等
郷土ゆかりの企画展覧会
庄内の美術家たち10
追想・明治の絵師 加藤雪窓
― 諸国遊歴の末、酒田に身を寄せた偉才 ―
会場
鶴岡アートフォーラム
ギャラリー2
会期
2015-02-07~2015-03-08
休催日
月曜日
開催時間
9:30~17:30
※入場は17:00まで
観覧料
一般:200(160)円 高校・大学生:100(80)円 中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
主催者
鶴岡アートフォーラム 鶴岡市教育委員会
協賛・協力等
協力:公益財団法人致道博物館 企画:鶴岡アートフォーラム
概要
郷土文化に関する企画として、庄内で活躍し、地域の芸術の発展に貢献した作家を紹介する展覧会「庄内の美術家たち10 追想・明治の絵師 加藤雪窓」展を開催します。
加藤雪窓 (せっそう) は明治5(1872)年、旧秋田藩士の家に生まれました。幼くして父親を失い、漢学に通じていた祖父久恒(主鈴)に育てられ、書を大越関石、絵を小室秀俊(怡々斎)に学びました。廃藩後の情勢のなか、久恒は秋田を離れ、早くして才気を見せた孫とともに諸国遊歴の旅に出ました。書や絵を糧にし、酒田、上州、関東など、約7年にわたる旅程の末、ようやくふたりが身を落ち着かせたのが港町酒田でした。
この地で友人たちに恵まれた加藤雪窓は、明治29(1896)年、本格的な画業研鑚のために上京し、当時の日本美術界の重鎮のひとりである橋本雅邦に入門します。西洋画の影響を受け、新たな日本画の創造を目指す中央画壇の画家たちのなかでも、幼少から鍛え上げた加藤雪窓の腕は早くから認められ、日本絵画協会をはじめとして、多くの展覧会で彼の絵が賞を受賞し、宮内省の買上げになった作品もありました。明治34(1901)年には一家で東京に居を構え、画家として邁進していくも、師の橋本雅邦がこの世を去った明治41(1908)年、突如、加藤雪窓は東京から酒田へ帰り、以降、大正7(1918)年に没するまで、同地で旧知の者たちと交流し、時に旅をし、また、筆を執り続けて、酒田の絵師として生涯を終えました。
本展覧会では、加藤雪窓を明治から大正へと至る時代のなかで見直すとともに、彼が描いた人物図や山水図などの屏風や掛軸、約20作品を展覧します。
イベント情報
ギャラリー・トーク
当館学芸員による作品解説を行います
日時:2月7日(土)、2月28日(土) 各回14:00~15:00
参加料:無料 ※ただし、入場には観覧券が必要です。
申込み:不要 ※ギャラリーへ直接お越しください。
ホームページ
http://www.t-artforum.net/2014_h26nendo/host/gallery/shonainobijutuka10/index.html
会場住所
〒997-0035
山形県鶴岡市馬場町13-3
交通案内
■自動車
高速道路 = 山形自動車道・鶴岡IC より、鶴岡市役所を目指して 約10分

最寄一般駐車場
= アートフォーラム南側駐車場 (※搬入・搬出日以外利用できます) 約10台
= 鶴岡市役所駐車場 (※土・日・祝日のみ利用できます) 約150台
= 鶴岡公園中央駐車場 約50台
= 鶴岡公園南駐車場 約40台
身障者用駐車場
= エントランス東側 3台
いずれも無料でご利用いただけます。

※お車でお越しの方へのお願い
・当館の身障者用駐車場への一般車両の駐車は何卒ご遠慮下さい。
・縁石を無理に乗り越える行為、芝生など植栽の上への駐車はご遠慮下さい。
・周辺の歩道上の走行並びに歩道上への駐車は、危険且つ違法ですのでお止め下さい。

■電車
JR東京駅 →(上越新幹線)→ JR新潟駅 →(羽越本線・特急いなほ)→ JR鶴岡駅
〔所要時間 約4時間〕

■航空機
羽田空港 → 庄内空港 → 「鶴岡駅前」行きバス乗車 → JR鶴岡駅
〔所要時間 約2時間〕 ※庄内空港より車で約20分

■バス
JR鶴岡駅より「鶴岡市内廻り 2コース」「鶴岡市内廻り 4コース」「湯野浜温泉」「あつみ温泉」「油戸」行きのいずれかに乗車 → 「アートフォーラム前」または「市役所前」、「致道博物館」下車
〔所要時間 約10分〕
ホームページ
https://www.t-artforum.net/
山形県鶴岡市馬場町13-3
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