タイトル等
[特別展] 没後60年
菊池契月展
会場
笠岡市立竹喬美術館
会期
2015-01-31~2015-03-15
前期 1月31日(土)~2月15日(日)
後期 2月17日(火)~3月15日(日)
休催日
毎週月曜および祝日の翌日にあたる2月12日
開催時間
9時30分~17時
入館は16時30分まで
観覧料
一般 800(650)円 高校生 500(350)円 市外小中学生 300(150)円
( )内は団体20名以上 前売は一般個人のみ700円
笠岡市内の65歳以上の方および笠岡市内の小中学生は入館無料。
年齢のわかるもの、笠岡っ子無料パスを提示してください。
概要
明治12(1879)年、長野県下高井郡中野町(現在の中野市)に生まれた契月は、郷里で児玉果亭に南画を学んだのち、17歳で京都に移り菊池芳文に師事します。その翌年から新古美術品展等で入選を重ね、やがて芳文の養嗣子となり、明治40(1907)年に創設された文部省美術展覧会(文展)でもたびたび受賞して、大正5(1916)年には上村松園とともに永久無鑑査となる推薦に選ばれます。
やがて、京都市立美術工芸学校や京都市立絵画専門学校で指導にあたり、また、文展の審査委員にもなりながら、大正11(1922)年、欧州視察に派遣されると画学生のような熱心さで西洋絵画を訪ね歩きます。帰国後は日本の古い絵画を改めて研究し、日本画ならではの表現を模索する中で、洗練された描線、端正で涼やかな人物表現が作品の大きな特徴となっていきました。
自らの制作の一方で菊池塾と京都画壇を率いる重責を果たした契月が、昭和30(1955)年に76歳で亡くなると、京都市美術館で市民葬が行われました。契月も小野竹喬も、京都の画家として生きながら、その作風には故郷の風土が影響していると言われます。さらに、渡欧を制作の転機とした点でも共通します。本展における66点の作品と11点の素描を通して契月の探求のあとをたどり、その作品の持つ美しさを楽しんでいただけましたら幸いです。
イベント情報
講演会「菊池契月の芸術」
講師:渡辺美保氏 (長野県信濃美術館東山魁夷館学芸員)
2月1日(日) 13時30分~15時 美術館視聴覚室にて
聴講無料 要申込

ワークショップ「日本画体験:色を楽しむ (3回連続)」
講師:瀬納匡美氏 (日本画家)
2月7日(土)・8日(日)・11日(水)
各日13時30分~15時30分 美術館視聴覚室にて
参加費 1,500円 (3回分の入館料を含む)
要申込 (定員になり次第締切)

ワークショップ「お話と体験:線で描く、墨で描く」
講師:森山知己氏 (日本画家)
3月8日(日) 13時30分~15時 美術館視聴覚室にて
参加費 500円 (入館料が別途必要) 要申込 (定員になり次第締切)

ギャラリートーク
2月15日(日)・28日(土) いずれも13時30分~14時30分
聴講無料 (入館料が必要) 申込不要
ホームページ
http://www.city.kasaoka.okayama.jp/soshiki/30/keigetsu.html
会場住所
〒714-0087
岡山県笠岡市六番町1-17
交通案内
山陽自動車道 笠岡I.C.から 15分

JR山陽本線 笠岡駅から
・タクシー 5分

・徒歩 25分

・笠岡駅前4番のりば
神島(こうのしま)循環 / 乗時(のりとき)行き / 美の浜(みのはま)行き
「市民会館・竹喬美術館前」下車すぐ
所用5分・150円
ホームページ
https://www.city.kasaoka.okayama.jp/site/museum/
岡山県笠岡市六番町1-17
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