タイトル等
没後20年
ルーシー・リー展
会場
茨城県陶芸美術館
会期
2015-04-11~2015-06-21
休催日
毎週月曜日 <ただし5月4日(月・祝)は開館、7日(木)休館>
開催時間
午前9時30分~午後5時
入場は4時30分まで
観覧料
一般 820(670)円 高大生 620(510)円 小中生 310(260)円
*( )内は20名以上の団体料金。満70歳以上の方、障害者手帳・療育手帳をお持ちの方及び付き添いの方(ただし1人につき1人まで)は無料。毎週土曜日は高校生以下無料
主催者
茨城県陶芸美術館、千葉市美術館、姫路市立美術館、郡山市立美術館、静岡市美術館、日本経済新聞社
協賛・協力等
後援:ブリティッシュ・カウンシル
概要
ルーシー・リー(1902~1995)はウィーンに生まれ、のちにロンドンに移住し活動した陶芸家です。ルーシー・リー様式ともいうべきモダンかつ情緒豊かな器物型スタイルを打ち立て、世界的に高く評価されました。イギリスでも芸術分野の発展に大きく貢献したと評価され、1991年、大英帝国勲章を受章しました。
1920年代から30年代にかけて、ウィーンの工業美術学校で学び、ウィーン工房のヨーゼフ・ホフマンら、当時の一流デザイナーの薫陶、影響を受けました。38年、ロンドンに移住すると、当時のイギリス陶芸界を代表する陶芸家、研究者、画廊主などの評論、アドバイスを積極的に吸収し、ウィーン時代に学んだウィーン工房様式、バウハウス様式、バーナード・リーチ様式、さらにはギリシャ様式、中国・韓国の古典的陶磁器様式などを幅広く学び、自己のスタイルを打ち立てていきました。
またウィーン時代から60年代にかけて精細で大がかりな釉薬実験を繰り返し、これまでになかった釉色を数多く開発しました。ルーシー・リー様式を考える上で、切り離せないモダンで情緒豊かな色感を作り上げました。
ルーシー・リースタイルの特徴は、たおやかな曲線を描く美しいアウトラインを持つ碗型と鶴首とも称される細く長い首部を持つ花瓶型に大別されます。
今回の展覧会は、そのスタイルが形成されていく過程で作られたさまざまな様式の変貌、そして大成されたルーシー・リー様式の魅力を約200点の作品で紹介する、ルーシー・リーの全貌展です。
イベント情報
ルーシー・リー展 開催記念 陶芸コンテスト
「没後20年 ルーシー・リー展」開催を記念して陶芸コンテストを実施いたします。
「窯を開けるときはいつも驚きの連続」という言葉に象徴されるように、ルーシー・リーの生涯は発見する喜びに満ちた制作に捧げられたものでした。陶芸に携わる方々の多くが、きっとこの言葉に共感されることでしょう。
「うつわ」という形に託された、瑞々しい感性あふれる作品のご応募をお待ちしています。

募集期間
2014年12月15日~2015年2月28日(当日消印有効)

宛先
〒160-0003 四谷駅前郵便局留め ルーシー・リー展開催記念 陶芸コンテスト係

作品テーマ
「暮らしの中のうつわ」

作品サイズ
高さ、幅、奥行 すべて50cm以内。
全体がわかる写真(3枚・3方向以上)を応募チラシに添付してお送りください。

応募資格
どなたでもご応募いただけます。
(性別, 年齢, 国籍, 流派, プロ・アマ問いません)

審査員
金子賢治 (茨城県陶芸美術館長)
不動美里 (姫路市立美術館副館長兼学芸課長)
小松潔 (日本経済新聞社文化事業局長)

賞の内容
入賞以上の作品を茨城県陶芸美術館で展示 (期間/2015年4月11日~6月21日)
最優秀賞1名
本展入場券、展覧会オリジナルグッズ、日経アカデミアで開催予定の本展関連講座受講券
優秀賞1名、審査員特別賞2名、入賞6名
本展入場券、展覧会オリジナルグッズ

審査
一次審査 (写真審査)
2015年3月上旬
一次審査結果は、審査を通過した方にのみご連絡いたします。応募書類はご返却いたしません。
二次審査 (実物審査)
2015年3月下旬
一次審査から50点程度を選抜、実物を送付していただき審査。

主催
日本経済新聞社、茨城県陶芸美術館

お問い合わせ先
contest@lucie-rie.jp
巡回等情報
千葉市美術館
2015年7月7日(火)―8月30日(日)

姫路市立美術館
2015年10月31日(土)―12月24日(木)〔予定〕

郡山市立美術館
2016年1月16日(土)―3月21日(月・祝)

静岡市美術館
2016年4月9日(土)―5月29日(日)〔予定〕
ホームページ
http://lucie-rie.exhn.jp
会場住所
〒309-1611
茨城県笠間市笠間2345(笠間芸術の森公園内)
交通案内
[電車]
・JR常磐線で上野駅~友部駅 (特急70分)
・友部駅でJR水戸線に乗り換え笠間駅(9分)下車
・笠間駅からタクシーを利用して5分
・友部駅から笠間市内観光周遊バス (料金100円 ※平成20年4月1日~)で20分

[車]
・北関東自動車道 友部インターから10分、笠間西インターから15分
・常磐自動車道 岩間インターから25分、水戸インターから30分

[高速バス]
茨城交通高速バスで秋葉原駅~やきもの通り、または笠間駅(120分)下車
※平成24年6月1日より運行、1日4便

かさま観光周遊バス
※運行日は月曜日(祝日の場合は翌日)を除く毎日です。
※乗車定員制(36名)のため、お乗りいただけないこともあります。
ホームページ
https://www.tougei.museum.ibk.ed.jp/
茨城県笠間市笠間2345(笠間芸術の森公園内)
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