タイトル等
ダイアローグ
―対話するアート
対話するアートって…?
作家どうしの出会いに注目、また作品どうしの共鳴に耳を傾けます。
展示作品はコレクションなんですね。
会場の最後に特別企画も。
若いフランス人アーティストが“対話”に参加します!
会場
群馬県立館林美術館
展示室:2・3・4
会期
2014-12-20~2015-04-05
休催日
毎週月曜日 (ただし1月12日(月・祝)は開館)、1月13日(火)、年末年始(12月29日~1月3日)
開催時間
午前9時30分~午後5時
入館は午後4時30分まで
観覧料
一般 300(240)円、大高生 150(120)円
*( )内は20名以上の団体割引料金 *中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方と介護者1名は無料
主催者
群馬県立館林美術館
協賛・協力等
協力:パレ・デ・パリ、ブザンソン美術高等学院大学
概要
芸術作品は、アーティストの孤独な制作作業から生み出されるもの、というイメージがないでしょうか? しかし、新たな創造は、しばしば人や物事の影響、偶然の出会いからもたらされ、時間や空間を超えて作品、作家どうしが共鳴しあうこともあります。
本展は、作家と作品の歴史上の関係や時空を超えた類縁性に注目し、当館のコレクションを出発点とした様々な作品を、「対話」をキーワードとして見ていくものです。例えばイギリスの抽象画家ベン・ニコルソンは、晩年のスイス滞在中に版画制作に専念し、摺りを担った若きフランソワ・ラフランカを、自然と幾何学が融合した造形へと向かわせました。あるいは、自然の中で歩く行為を通して作品を制作しているリチャード・ロングと徒歩で到達できる地点から地表を撮影した松江泰治の写真、絶滅危惧種の動物をモチーフとしたアンディ・ウォーホルのシルクスクリーンと地球上の生命を讃歌する永井一正のグラフィックポスターは、不思議な共鳴を響かせるでしょう。
本展ではさらに、コレクションを別の地平へ切り開く試みとして、群馬県高崎市のアーティスト・イン・レジデンス・スペース「パレ・デ・パリ」の協力のもと、レジデンス滞在中の若手フランス人作家が当館のコレクションと関わるインスタレーションを行います。「自然と人間の関わり」をテーマとする当館の作品と、風景のドローイングをベースとするモリーン・コロマール Maureen Colomar (1984~)のインスタレーションは、どのように呼応し、対話をするでしょうか。
目的や前提にとらわれないコミュニケーションの方法でもある「対話」は、アートにおいても、それを枠組から解放し、新たな輝きを与えるきっかけとなることでしょう。
イベント情報
■パフォーマンス+アーティスト・トーク
(申込不要、要観覧券)
12/20(土) 14:00~15:00
アーティスト:モリーン・コロマール

■学芸員による作品解説会 (申込不要、要観覧券)
1/11(日)、1/24(土)、2/4(水)、3/5(木)、3/20(金)
各日 14:00~14:30

■子どもギャラリートーク (小中学生対象、申込不要)
1/10(土)、2/7(土)、3/14(土) 各日14:00~14:30

■教職員のための模擬授業 (要申込、無料)
2/13(金) 16:00~17:00

■ワークショップ
「百均造形―楊枝で作る球体オブジェ」 (要申込、定員30名)
3/1(日) 13:30~15:30
講師:森竹巳 (造形作家)
参加費:100円

■展覧会ポスタープレゼント (申込不要、無料)
3/15(日) 13:30~15:30

■たてび☆びじゅつ部
「展覧会ポスターでエコバッグをつくろう」 (申込不要、無料)
3/15(日) 13:30~15:30

■たてび土曜レクチャー (申込不要、無料)
各日14:00~15:00
★2015年度プレ企画
1/31(土) 「エジプト美術―描かれた魔術と神秘」
谷内克聡 (当館学芸員)
2/7(土) 「舟越桂―進化する木彫」
神尾玲子 (当館学芸員)
2/14(土) 「リサ・ラーソン 北欧の陶芸家のあたたかなユーモア」
松下和美 (当館学芸員)
2/21(土) 「資生堂のデザイナー 山名文夫の作品世界」
野澤広紀 (当館学芸員)
★美術の楽しみ方
2/28(土) 「テレビや現代美術にみる 日本の絵の楽しみ方。」
中島幸子 (当館学芸員)
3/7(土) 「伝統工芸の楽しみ方」
佐々木正直 (当館館長)

■ポンポン・ツアー (申込不要、無料、参加記念品つき)
2/22(日) 14:00~14:30
ホームページ
http://www.gmat.pref.gunma.jp/ex/ex.html
会場住所
〒374-0076
群馬県館林市日向町2003
交通案内
○ 車:
東北自動車道 館林I.C.から 約9km
北関東自動車道 太田桐生I.C.から 約15km
○ 電車:
東武伊勢崎線 多々良駅から 約1.2km (徒歩20分)
東武伊勢崎線 館林駅から 約4km (東口からタクシー10分)
○ バス:
館林駅前(東口)から 多々良巡回線バス、往路30分、復路15分。
バス停「県立館林美術館前」から すぐ、または
バス停「西高根町」から 徒歩15分。

[東京都内からのご案内]
○ 浅草駅 (東京メトロ銀座線、都営地下鉄浅草線) または 北千住駅(JR常磐線、東京メトロ日比谷線・千代田線・半蔵門線、つくばエクスプレス)から 東武スカイツリーライン・伊勢崎線をご利用ください。特急「りょうもう」の場合、浅草駅(北千住経由)~館林駅の所要時間は約60分。
○ JR宇都宮線ご利用の場合は、久喜駅で東武伊勢崎線に乗り換え。久喜駅~館林駅の所要時間は約30分です。
ホームページ
https://www.gmat.pref.gunma.jp/
会場問合せ先
0276-72-8188
群馬県館林市日向町2003
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