この度、「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2014」(2014年9月13日―11月24日)で三宅信太郎が兵庫県の六甲山で数ヶ月にわたって制作した「山頂の街」が、代官山に転居します。
「山頂の街」は、六甲山を開拓したアーサー・ヘスケス・グルーム氏への敬意を表し、作者が会期中、Mr. Bluemoon(ミスター ブルームーン)として、ライブペインティングとライブビルディングをしながら3期に渡り"開拓"を進めていった作品です。「六甲オルゴールミュージアム」の中庭に残るかつてのコテージ跡を舞台に展開しました。「本邸」には、これまでの六甲山の歴史が描かれ、「リゾート」には新たな六甲山の街並みが、さらにはランドマークの灯台も建設され山頂の街を青い光でやさしく照らしました。そして池には大きな蓮の葉に乗ったカエルが浮かんでいました。本作品は六甲の展覧会期中、会場を訪れた人たちによって選ばれる「六甲ミーツ・アート大賞 グランプリ」を受賞しました。
数ヶ月かけて完成した素晴らしい街並みを、この機会に是非ご高覧ください。