タイトル等
向井潤吉と文学
―連載小説の挿絵と装幀を中心に
会場
世田谷美術館分館 向井潤吉アトリエ館
会期
2014-12-20~2015-03-22
休催日
毎週月曜日 (ただし、祝・休日と重なった場合は開館し、翌日休館) 年末年始 (12月29日~1月3日)
開催時間
10時~18時
最終入館は17時30分まで
観覧料
一般 200円(160円)、大高生 150円(120円)、65歳以上/中小生 100円(80円)
※障害者の方は100円(80円)。ただし障害者で小・中・高・大学生、および障害者の介護者(当該障害者1名につき、1名に限る)は無料。証明書をご提示のうえ、お申し出ください。 ※( )内は20名以上の団体料金。 ※小・中学生は土、日、祝・休日は無料。
概要
日本各地を巡り、古来の人々の暮しぶりを体現する民家を訪ね歩き、そのすがたを描いた向井潤吉(1901-1995)。彼は戦後の復興の傍らで、消えゆく民家を懐かしい風景のなかに描き続けた洋画家として知られています。味わい深い茅葺屋根や季節ごとに色や質感を変える山木を描きとめたその精緻な絵筆は、挿画や装幀といった書籍の仕事へ向けられることもありました。
今回の展示では、『朝日新聞』夕刊に1956年から57年にかけ連載された佐多稲子著「体の中を風が吹く」や、1960年から61年に『週刊朝日』に連載された今東光著「悪名」の挿絵原画を中心に、さまざまな文学作品に彩りを添えた向井の画業をご紹介します。慎重かつ軽妙なタッチで場面や人物を描写し、物語を演出した挿画の数々は、画家の知られざる側面を見直す機会となるでしょう。また、向井は自身も、制作旅行などにまつわる滋味豊かな文章を数多く書き遺しました。旅先での出会いや土地へと向けられた暖かな眼差しや鋭い観察眼は、その絵画制作にも通じているようです。本展では向井潤吉の優れた随筆家としての一面にも触れつつ、民家のある風景を描いた油彩画も併せて展示いたします。
会場住所
〒154-0016
東京都世田谷区弦巻2-5-1
交通案内
電車

東急田園都市線 「駒沢大学」駅西口 下車 / 徒歩10分

東急世田谷線 「松陰神社前」駅 下車 / 徒歩17分


バス

東急バス(渋05) 渋谷駅~弦巻営業所
「駒沢中学校」停留所下車 / 徒歩3分

東急バス(等11) 祖師ヶ谷大蔵駅~等々力操車所
「駒沢三丁目」停留所下車 / 徒歩3分

東急バス(渋11) 渋谷駅~田園調布駅
「駒沢大学駅前」停留所下車 / 徒歩10分

東急バス(渋12) 渋谷駅~二子玉川駅・高津営業所
「駒沢大学駅前」停留所下車 / 徒歩10分
ホームページ
http://www.mukaijunkichi-annex.jp/
東京都世田谷区弦巻2-5-1
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