タイトル等
保井智貴 佇む空気/silence
会場
彫刻の森美術館
本館ギャラリー
会期
2014-09-20~2015-03-01
休催日
なし (年中無休)
開催時間
9:00~17:00
入館は閉館の30分前まで
観覧料
大人 1,600円 / 大学・高校生 1,200円 / 中学・小学生 800円
主催者
彫刻の森美術館(公益財団法人 彫刻の森芸術文化財団)
協賛・協力等
【後援】箱根町/箱根町教育委員会/フジサンケイグループ
【協力】東京造形大学/MA2 Gallery
概要
彫刻の森美術館では、現代の新しい彫刻表現を紹介するシリーズの第5回として、「保井智貴佇む空気 / silence」展を開催します。
保井智貴は、乾漆や螺鈿といった古くからある工芸の技法を用いて、人間像を中心に制作している彫刻家です。『非常な速さで前進してゆく現代社会の中で、人がただまっすぐに佇む姿から感じる空気』をテーマに、自然の本来の姿を静謐な空間から表現することを試みています。それは、森や湖などの景色を思い浮かべるときの場面を想起させるでしょう。
麻布に漆を塗り重ねて乾燥を繰り返し、その上に薄く切った貝をはめ込んだ造形には、伝統的な技法と現代的な感性が融合しています。衣服に散りばめた螺鈿の光彩や瞳の貴石など神秘的な装いをまとい静止する人物たちは、日常とは異なる時間のうつろいをあたりに漂わせ、観る者を詩的な空間へと誘います。
本展では、新作を含む人間像と動物作品を交えながら、保井が展開する彫刻の姿を紹介します。
イベント情報
関連プロジェクト
+東山佳永+安永哲郎『うつりゆく』

私達は、淡々と移ろう。
光、季節、風景、空気、日々、表情、関係、形…
動かず、変化しないようにみえるものも、動き、絶えず変化している。
淡々と変化していく。速度が違うだけだ。
日の移ろい、日々の営み、全て動き続け循環し動いているからこそ、静を感じることができる。
光があるから影を見て、生きているからこそ死を知る。
私達は、生と死も、静と動も、虚も実も、重なりあって生きている。
東山佳永

このプロジェクトは身体と彫刻を使った展示であり、パフォーマンスでもある。
新作のモデルとなった東山佳永のパフォーマンスと、安永哲郎の音楽による往復書簡が会場内に蓄積されていく。
人物像が佇む空気感を3者によって時間と共に構築していくプロジェクト。

イベント日程
【東山佳永滞在日】
日時 9月23日(火・祝)、11月8日(土)、2015年1月17日(土)、2月21日(土)
10時~12時 / 13時~16時
場所 彫刻の森美術館 本館ギャラリー 中2階
ホームページ
http://www.hakone-oam.or.jp/specials/2014/silence/
会場住所
〒250-0493
神奈川県足柄下郡箱根町ニノ平1121
交通案内
電車・バスをご利用の場合
[電車]
小田原駅→箱根湯本駅→箱根登山鉄道「彫刻の森」駅下車、徒歩2分

[バス]
小田原駅→箱根湯本駅→箱根登山バス、伊豆箱根バス「二の平入口」下車、徒歩5分
箱根登山観光施設めぐりバス「彫刻の森美術館」下車

お車をご利用の場合
■東京方面より
東名 厚木IC→小田原厚木道路→国道1号線→宮ノ下交差点左折
→強羅方面右折→県道723号線、約500m

■御殿場方面より
東名 御殿場IC→国道138号線→宮ノ下交差点右折→国道1号線
→強羅方面右折→県道723号線、約500m
ホームページ
https://www.hakone-oam.or.jp
神奈川県足柄下郡箱根町ニノ平1121
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