雲は流れて水は行く 脱落庵 万代 進
いまだ馳せ馬で、次への勉強を、と思いつづけているうちに、70歳をむかえました。
色々の方のおすすめで今回の個展に合わせて、美術評論家 赤津侃先生の「万代進画論」をいただき、美術年鑑社より画集を刊行いたしました。
30歳の第1回個展(1974)から今回の第37回個展(2014)で40年が過ぎました。現場主義の姿勢を通してきましたが、今回作品達をみますと、悩むことばかりで、遅々としてちっとも進歩していなく、あらためて、勉強を続けなければ、と自省する画集になりました。
今回の個展には、画集作りの途中で見つけました20歳(1965)の時の油彩画も展示します。あわせて、50年の時をご覧いただければ幸甚です。
2014年 11月