タイトル等
スサノヲの到来
―いのち、いかり、いのり
会場
足利市立美術館
会期
2014-10-18~2014-12-23
休催日
月曜日(ただし11月3日、11月24日は開館)、11月4日(火)、11月25日(火)
開催時間
午前10時~午後6時
入館は午後5時30分まで
観覧料
一般 800(640)円 / 高校・大学生 600(480)円 / 中学生以下無料
( )内は20名以上の団体料金
※障がい者手帳をお持ちの方は、観覧料が免除になります
※「いきいきパスポート」をお持ちの方、および両毛広域都市圏内にお住まいの65歳以上の方は無料 (住所・年齢を証明できるものをご提示ください)。
※第3日曜日「家庭の日」(10月19日、11月16日、12月21日)は、中学生以下のお子様を同伴のご家族は無料
※「足利学校さままつり」(11月15日、16日、21日~24日)期間中は無料
主催者
足利市立美術館/読売新聞社/美術館連絡協議会
協賛・協力等
協賛:ライオン/清水建設/大日本印刷/損保ジャパン日本興亜/日本テレビ放送網
協力:(公財)足利市みどりと文化・スポーツ財団/東武鉄道(株)
概要
大地を揺るがし草木を枯らす荒ぶる魂と和歌の始祖としての繊細な美意識を兼ねもつスサノヲ。スサノヲは、天災として想起されますが、漂泊の神であり、既存のものを原点にもどし、新しい世界を開くはたらきをもっています。見落としてはならない点は、何が大事かを気づかせる喚起力と、事態を反転する起爆力、そして何よりも芸術家に霊感をあたえるその力です。
本展は、縄文時代から現代にいたるおよそ五〇〇〇年にわたり現われたスサノヲ的な表象をたどることによって日本人の深層に迫るものです。いのちの与奪を司る縄文の神のすがたは、現代の作品にも共鳴し、スサノヲの到来を予感させます。また、和歌の始祖としてのスサノヲのはたらきにもとづく文学や芸能、西行や芭蕉、円空らを通して、うたとさすらいにより成就される祈りや表現を探ります。それとともに、異界を探求した平田篤胤によって提唱された幽冥界を訪ね、その根底に介在するスサノヲと、篤胤の危機意識を考察します。さらには、いのちの文脈から鋭い文明批判を実践した田中正造、南方熊楠、時代と自身の危機をスサノヲにより乗り越えた折口信夫の生きざまを紹介し、彼らを衝き動かした清らかないかりのみなもとを探求します。
スサノヲは危機的状況下や時代の変換期にその都度、想起されてきました。時代の大きな曲り角を迎えた現代にあって、私たちの深層からスサノヲは再び語りかけてくることでしょう。
イベント情報
①開催記念講演会「スサノヲという爆発」
鎌田東二 (京都大学こころの未来研究センター教授)
日時:11月9日(日) 午後2時より
会場:足利市立美術館多目的ホール 定員:60名

②ワークショップ
(1)タカユキオバナ
「いのり」のしぐさ―ことばをつくるワークショップ
日時:10月26日(日) 午後2時より
会場:足利市立美術館 定員:20名

(2)タカユキオバナ
「あめのうた」―みなでうたをよむワークショップ
日時:12月23日(火・祝) 午後4時より
会場:足利市立美術館 定員:15名

(3)栃木美保
「まいか」塩香つくり
―植物と塩でオリジナルな香りを創りましょう
日時:11月3日(月・祝) 午後2時より
会場:足利市立美術館多目的ホール 定員:15名 (小学生以上)

③ピアノコンサート「あめのうた」
小杉 壽男
日時:11月23日(日) 午後2時より
会場:足利市立美術館エントランスロビー

④学芸員によるギャラリートーク
日時:11月16日(日)、12月13日(土) 午後2時より
参加をご希望の方は、当日午後2時に美術館受付前までお集まりください。

※上記の参加はすべて無料です。
ただし、②ワークショップ(1)(2)タカユキオバナと④ギャラリートークの参加、および展覧会観覧の場合は観覧料(高校生以上)が必要です。
※①講演会 ②ワークショップに参加ご希望の方は電話(0284-43-3131)でお申込みください。定員になり次第締め切らせていただきます。
◎詳しくは、美術館ホームページまたは電話でお問い合わせください。
ホームページ
http://www.watv.ne.jp/~ashi-bi/2014-susanow.html
会場住所
〒326-0814
栃木県足利市通2-14-7
交通案内
電車:
JR両毛線「足利駅」・東武伊勢崎線「足利市駅」下車 徒歩10分
バス:
足利市生活路線バス「美術館前」下車
車:
北関東自動車道「足利I.C.」より15分、「太田・桐生I.C.」より20分
東北自動車道「佐野・藤岡I.C.」より40分
ホームページ
http://www.watv.ne.jp/~ashi-bi/
栃木県足利市通2-14-7
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