タイトル等
藤井千秋 展
爽やかに清らかに… エレガントな抒情世界
会場
刈谷市美術館
会期
2014-09-20~2014-11-09
休催日
月曜日(ただし、10月13日、11月3日は開館)、9月24日(水曜)、10月14日(火曜)、11月4日(火曜)
開催時間
午前9時~午後5時
(入館は午後4時30分まで)、10月4日(土曜)は午後7時まで開館
観覧料
一般 900円(700円)、学生 700円(500円)、中学生以下入場無料
※( )内は前売り及び20名以上の団体料金。
※前売券は刈谷市美術館、刈谷市総合文化センター、刈谷駅前観光案内所、高浜市やきものの里かわら美術館、チケットぴあ(Pコード:766-355)の取り扱いのあるコンビニ等で9月19日(金曜)まで販売。
※身体障害者、精神障害者保健福祉、療育の各手帳所持者及び付添いの方(1名)は入場無料。入館の際に手帳をご提示ください。
主催者
刈谷市美術館、朝日新聞社
協賛・協力等
後援 愛知県教育委員会
協力 愛知学泉大学
概要
透明感ある清楚な少女像を描き、戦後の乙女たちに夢や憧れを与えた藤井千秋。
『少女の友』『女学生の友』の原画や付録、メルヘンチックな幼年向けの絵本の原画などを展示し、竹久夢二から続く最後の正統派といえる抒情画家の全貌を紹介します。

大正から昭和期にかけて少女雑誌で人気を博した抒情画。
その正統派の画家として最後の花を咲かせたのが藤井千秋(1923-85年)です。
岐阜県加茂郡白川町に生まれ、京都で育った千秋は、京都市立絵画専門学校(現・京都市立芸術大学)図案科に入学しますが、戦争により学徒出陣し、京都で軍隊生活を送ります。
終戦の前年(1944年)に同校を卒業。戦後、友人の勧めで画廊に持ち込んだ水彩画をきっかけに、『少女の友』(実業之日本社)から挿絵の依頼が舞い込みます。

千秋の描く、透明感のある清楚な少女像は、当時の乙女たちに夢と希望を与え、瞬く間に人気の挿絵画家となりました。
口絵、挿絵のほか、レターセットやカードといった付録も手がける看板画家として大活躍しますが、1955年に『少女の友』が休刊。
その後は、『女学生の友』(小学館)を中心に西洋的な香り漂う挿絵を手がける一方、『にんぎょひめ』『赤いろうそくと人ぎょ』など名作童話の数々を学年誌や絵本で発表し、幼い子どもにも愛される独自の童画の世界を描き出しました。

本展では、『少女の友』『女学生の友』などの代表的な少女雑誌の原画のほか、付録や便箋、布製品などの資料、『シンデレラ姫』などの名作童話の絵本原画もあわせて展示。
マンガが少女雑誌を席巻し始めた当時、抒情的な世界が次第に失われていく中、最後までエレガントで華やかな抒情の魅力を贈り続けた千秋の仕事を余すところなく紹介します。
イベント情報
1 スペシャル・ギャラリートーク「藤井千秋の思い出」
千秋のご遺族に、在りし日の画家の素顔や作品の魅力についてお話いただきます。
日にち 9月20日(土曜)
時間 午後1時30分から1時間程度
会場 展示室
*参加費無料 (高校生以上は要展覧会チケット)
*申込不要

2 押し花ワークショップ
千秋が描いた影絵(シルエット)ハガキを台紙にして、押し花であなた流に飾りましょう。
日にち 9月20日(土曜)・21日(日曜)、10月18日(土曜)・19日(日曜)
時間 各日とも午前10時~午後3時
講師 杉浦眞代 (ふしぎな花倶楽部講師)
会場 2階ロビー
対象 どなたでも
定員 各日とも25名
参加費 1,300円
*参加費のほか、高校生以上は要展覧会チケット
*申込不要

3 ワークショップ 服部麻加の「グラスクレイ・アート」教室
【作品タイトル 千秋の"椅子の上の少女たち"】
光を通す粘土「グラスクレイ」を使って「藤井千秋」の原画をフィーチャーしたミニ・チェアを作ります。
日にち 10月24日(金曜)
時間 午前10時~午後3時 (休憩 午後0時~午後1時30分)
講師 服部麻加 (アートクレイ・インターナショナル協会 会長)
対象 高校生以上
定員 30名
会場 研修室
参加費 4,000円
*参加費のほか、高校生以上は要展覧会チケット
*要事前申込
*申込方法 往復はがきの「往信用裏面」に、氏名(ふりがな)・年齢・住所・電話番号を、「返信用表面」に郵便番号・住所・氏名を記入してお申込みください。定員を超えた場合は抽選とし、結果をお知らせします。
【10月10日(金曜)必着】

4 ロビーコンサート
千秋が愛した調べをヴァイオリンやヴィオラで演奏します。
日にち 10月4日(土曜)
時間 午後5時から40分程度 ※10月4日は午後7時まで開館
会場 1階ロビー
出演 『SOLA』 木下知子 (ヴァイオリン)、五十嵐美果 (ヴィオラ)
*参加費無料 (高校生以上は要展覧会チケット)
*申込不要

5 学芸員によるギャラリー・トーク
日にち 9月25日(木曜)、10月9日(木曜)・23日(木曜)、11月6日(木曜)
時間 午後1時30分から1時間程度
ご希望の方は、当日1階ロビーにお集まりください。
*参加費無料 (高校生以上は要展覧会チケット)
*申込不要
ホームページ
http://www.city.kariya.lg.jp/museum/exhibition/schedule/fujiichiakiten.html
会場住所
〒448-0852
愛知県刈谷市住吉町4-5
交通案内
[電車]

JR東海道本線・名鉄三河線「刈谷駅」下車、南口から徒歩約10分

JR (東海道本線)
・ 名古屋駅から刈谷駅まで、快速で約20分
・ 豊橋駅から刈谷駅まで、快速で約35分

名鉄 (三河線)
・ 知立駅から刈谷駅まで6分

刈谷駅から美術館まで、または、美術館から刈谷駅までは、刈谷市の公共施設連絡バス(無料)もご利用いただけます(約5分)。


[車]

国道23号 (知立バイパス)
・ 名古屋方面から
「一ツ木IC」から約5km(約15分)。
「一ツ木IC」より築地町2丁目信号(右折)、道なりに直進。
・ 豊橋方面から
「野田IC」から約3km(約10分)。
「野田IC」より松栄町東信号(左折)、半城土町信号(右折)、下重原町信号(左折)、道なりに直進。

伊勢湾岸自動車道
・ 静岡方面から
「豊田南IC」から約10km、衣浦豊田道路(有料)経由で約20分。
伊勢湾岸自動車道「豊田南IC」(左折)、国道155号、衣浦豊田道路(有料)「生駒IC」、国道419号(左側の側道を上がり、県道48号線へ)、松栄町信号(右折)、半城土町信号(右折)、下重原町信号(左折)、約1km道なりに直進。
ホームページ
https://www.city.kariya.lg.jp/museum/
愛知県刈谷市住吉町4-5
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