新潟市會津八一記念館は、メディアシップへの移転を記念する展覧会として「會津八一の奈良」展を開催します。
新潟市中心部の萬代橋のたもと、メディアシップで新たな船出を祝う初めての特別展は、會津八一が酷愛した奈良をテーマに、ゆかりの名品を展示いたします。歌人、書家、東洋美術史学者など多分野で活躍した新潟市名誉市民の會津八一(1881~1956)は、古都・奈良をこよなく愛した、独往の文人と知られています。
本展覧会は、古都・奈良の数ある史跡や名刹の中でも、大仏さまが鎮座する東大寺を中心に、法隆寺、中宮寺、薬師寺、唐招提寺など、古寺を巡礼するような感覚で、八一の学芸と奈良の魅力に迫ります。
さらに、記念館展示室には特別に中宮寺から誕生釈迦仏立像にお出ましいただき、移転した館の新たな誕生に華を添えていただきます。