タイトル等
入江泰吉の眼
~ファインダー越しの古代奈良~
会場
入江泰吉記念奈良市写真美術館
会期
2014-07-05~2014-09-28
休催日
月曜日(但し、7月21日、9月15日は開館)、7月22日、9月16日、9月24日
開催時間
午前9時30分~午後5時
入館は午後4時30分
※8月15日は午後6時(入館は午後5時30分)まで時間延長
観覧料
一般500円/高校・大学生200円/小・中学生100円
団体(20名以上)2割引/毎週土曜日 小・中・高校生無料/障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳をお持ちの方無料/奈良市在住の70歳以上の方無料

夏休み期間中 (7月19日~8月31日) 小・中学生無料
●クールスポット実施期間中 (7月19日~8月31日) 正午から観覧料半額
主催者
入江泰吉記念奈良市写真美術館
(一般財団法人奈良市総合財団)
概要
写真家・入江泰吉は約半世紀にわたってカメラのファインダー越しに奈良を見つめてきました。そして、その眼に写しだされたものは、古代の姿そのままの風景だったのです。
入江は、故郷奈良に帰った昭和20年から写真家活動を再開しています。当時の奈良は、豊かな自然と風雪に耐え遺った歴史的建造物が調和した風景や、昔から変わらない人びとの暮らしが営まれていました。活動再開のきっかけとなったのは、そんな奈良の風景や営みに触れ感動を覚えたからです。それに加え、千年の星霜を経てきた深く長い歴史という奈良独特のエッセンスが、入江の写真家魂を刺激したのです。
写真は眼に見えるものを忠実に再現します。しかし、入江は眼には見えない歴史の気配を写し撮ろうとしました。初期のモノクロ時代から晩年のカラー時代にいたるまで、常に奈良の歴史を念頭に置き、写真芸術という表現の試行錯誤を繰り返しながら、入江は奈良の風景作品を作り上げました。
今回は、奈良の風景が古代から続く不変の風景であることを証明しようとする、頑なまでのこだわりと情熱が生んだ入江の風景作品を、モノクロとカラー作品で紹介します。入江が見た古代の情景をご覧いただきます。

入江泰吉のことば
三十年以上撮り続けて来た大和路であるが、私の遍歴はまだ終わりそうにない。それほど大和路も深く、写真芸術も奥深い。
傑作を撮ってやろう、という気負いは、自分でも驚くほどなくなった。ただ無心で撮 (うつ) すことに言い知れない深い喜びを感じているだけである。大和路遍歴を続けながら、現実の風景を撮りながら、私ひとりの大和路の心象風景を描いている。
イベント情報
入場無料
◇今昔写真展 ―斑鳩・山の辺・飛鳥・葛城編―
期間:7月19日(土)~8月31日(日)

◇夕景・夜景の撮りかたワンポイントアドバイス
期間:8月1日(金)~9月28日(日)

◇燈花会in写真美術館2014
期間:8月15日(金)<恒例の撮影会も開催します>
事前講習:午後6時~ / 撮影実習:午後7時~

◆作品解説 毎月第2・4土曜日
ホームページ
http://irietaikichi.jp/tenran/tenran_new.html
会場住所
〒630-8301
奈良県奈良市高畑町600-1
交通案内
[電車・バスでお越しの場合]

JR奈良駅・近鉄奈良駅から市内循環バスで「破石町(わりいしちょう)」下車、東へ徒歩10分、新薬師寺西側。

[車でお越しの場合]

奈良教育大学の南側の角と、「ほっかほっか亭」の間の交差点を東に入り、奈良教育大学附属幼稚園の角を左折してから約150m。
ホームページ
http://irietaikichi.jp/
奈良県奈良市高畑町600-1
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