タイトル等
【所蔵品展】
下関の日本画と工芸/ヨーロッパのポスターとガラス/現代の版画
会場
下関市立美術館
会期
2014-06-03~2014-07-13
休催日
月曜日
開催時間
午前9時30分~午後5時
入館は午後4時30分まで
観覧料
一般 200(160)円 / 大学生 100(80)円
※( )内は20名以上の団体料金。 ※18歳以下の方、70歳以上の方などは、観覧料が免除されます。下関市と北九州市在住の65歳以上の方も観覧料免除(いずれも公的証明書の提示が必要です)。
概要
下関の日本画と工芸
近世~近代の下関ゆかりの日本画家の作品を紹介します。笹山常博 (ささやま つねひろ)、度会洞玉 (わたらい どうぎょく) ら藩政期の長府藩御用絵師、京都岸派の画流を汲む岸規や彼らに続く画家たち、江戸末期に京都で活躍した文人画家小田海僊 (おだ かいせん) やその弟子で明治期の日本画壇で活躍した大庭学僊 (おおば がくせん) らの作品10余点を展示します。
また、歴史ある美術工芸品、赤間硯をご紹介します。赤間硯は、山口県で産出される赤紫色の石(赤間石)を加工して作られます。このたび展示するのは、伝統的な世界に新風を吹き込んだ、堀尾卓司 (ほりお たくじ) と堀尾信夫 (ほりお のぶお) による作品の数々です。
日本画と工芸合わせて約30点で、下関の地が育んだ豊かな芸術文化の一端をご紹介します。

ヨーロッパのポスターとガラス
近代という時代を象徴する造形分野、ポスターとガラス工芸の作品をご紹介します。
19世紀末、都市の発展と石版印刷技術の向上を背景に、ポスターはヨーロッパの街角を彩りました。この分野で活躍したシェレ、ロートレック、ミュシャなどの作品約20点を展示します。
ガラスによる新しい芸術表現に取り組んだ、エミール・ガレ。彼の工房が生み出した作品からは、単に美しいばかりでなく、ガラス工芸を芸術の域にまで高めようとする気概が伝わってきます。ガレ工房以外の近代のガラス作品や、現代の作家による作品と合わせて、約40点を展示。時代を席巻したジャポニスムやアールヌーヴォーの魅力に迫ります。

現代の版画
木版の長い伝統を誇る日本の版画。戦後日本の画家たちは、改めて版画の可能性に着目し、版画独自の芸術表現を追求しました。
国際的にも高い評価を得た、浜口陽三 (はまぐち ようぞう) 、駒井哲郎 (こまい てつろう) 、靉嘔 (あいおう) などの作品20数点によって、多様な現代版画の世界をご紹介します。
イベント情報
▸ ギャラリー・トーク(学芸員による展示解説)
日時:6月7日、21日(各土) 午後2時~ (1時間程度)

▸ スペシャル・アーティスト・トーク
「堀尾信夫、赤間硯を語る」
ゲスト:堀尾 信夫 (赤間硯硯司)
日時:7月5日(土) 午後2時~ (1時間程度)
赤間硯硯司・堀尾信夫氏をむかえ、硯の制作秘話、作品に込めた思い、父・卓司氏のことなどを伺います。

※いずれも2階展示室にて。参加には観覧券が必要です。
ホームページ
http://www.city.shimonoseki.yamaguchi.jp/bijutsu/s_2014_0603.html
会場住所
〒752-0986
山口県下関市長府黒門東町1-1
交通案内
JRからバス

▶ JR下関駅[東口]から (所要時間 約20分)

1番乗り場…長府・小月方面 (「市立美術館前」下車)
2番乗り場…宇部・秋吉・山口方面 (「市立美術館前」下車)

▶ JR新下関駅から (所要時間 約25分)

3番乗り場…「城下町長府」を経由する「マリンランド」行 または 「下関駅」行に乗車
→「関門医療センター」下車 (徒歩3分)

▶ JR長府駅から (所要時間 約15分)

バス停「長府駅前」(国道2号線沿い・ジョイフルの前) または 「長府駅」(駅ロータリー内)…「下関駅」または「市民病院」行に乗車
→「市立美術館前」下車すぐ

※ご注意
「長府駅」発は、運行本数が限られ、午前中・数本のみです。
「長府駅前」発は、10~15分に1本の間隔で運行。


自動車を利用

▶ 中国自動車道

下関インターチェンジから 「下関市街」~「壇の浦」方面へと進み、国道9号線合流点を長府方面へ。合流点から、約5キロ。 (関門医療センター向かい)
ホームページ
http://www.city.shimonoseki.yamaguchi.jp/bijutsu/
山口県下関市長府黒門東町1-1
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