タイトル等
世界を魅了したやまとなでしこ
―浮世絵美人帖
森羅万象を描いた葛飾北斎 艶やかな着物が異彩を放つ歌川國芳
会場
芦屋市立美術博物館
第一展示室/第二展示室
会期
2014-03-30~2014-06-15
前期:3月30日(日)―5月11日(日)
後期:5月13日(火)―6月15日(日)
休催日
月曜日(ただし祝日の場合は翌火曜日休館)
開催時間
午前10時~午後5時
入館は午後4時30分まで
観覧料
一般700(560)円、大高生400(320)円、中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金 ※高齢者(65歳以上)および身体障がい者手帳・精神障がい者保健福祉手帳・療育手帳をお持ちの方ならびにその介護の方は各当日料金の半額 ※前期展示をご覧の方は半券持参により後期展示を団体料金に割引 ※着物を着用の方は各当日料金の半額
主催者
芦屋市立美術博物館
協賛・協力等
後援 兵庫県、兵庫県教育委員会、公益財団法人兵庫県芸術文化協会、芦屋市婦人会、芦屋ユネスコ協会、神戸新聞社、NHK神戸放送局、ラジオ関西、ジュンク堂書店芦屋店
概要
今春も浮世絵の春が到来
江戸時代美術を代表する浮世絵には、華やかに装う美人の姿が数多く描かれています。自らが遊里に通い、遊女に取材をして数々の美人画を描いた渓斉英泉 (けいさいえいせん)、人物を描くことを得意とした三代目歌川豊國 (うたがわとよくに)、粋で艶やかな着物姿の女性を描いた歌川國芳 (うたがわくによし)、彼ら浮世絵師紡ぎ出す女性美は、まさに江戸時代の華です。
今日美人画とよばれるジャンルの浮世絵版画からは、庶民文化が著しく発達した当時の女性の風俗をうかがい知ることができます。蛍狩りをする姿、屋台船で涼んでいる姿、鏡台の前で化粧をする姿など、女性の暮らしぶりが浮世絵美人画に凝縮されています。また常磐御前や祇王 (ぎおう) など歴史に登場する女性に、当時理想とされていた女性像が重ねられていることも見逃せません。
浮世絵美人画において、化粧品や服飾のみならず、その仕草、背景に描かれた四季折々の景観、室内に設えられた調度品、愛らしい動物さえも女性の美しさを引き立たせます。さらに、葛飾北斎 (かつしかほくさい) や英泉、三代目豊國、國芳たちが活躍した時期には、ベルリンブルーという画期的な青色絵具が広まり、より洗練された浮世絵版画の色彩が生み出されました。彼らが手がけた浮世絵美人画は、私たちを色鮮やかな女性美の世界へと誘います。
本展では大正の時代に商社員で、芦屋に居住されていた片岡家のご当主が、国内外で集められた浮世絵のうち約120点の美人画を展示し、江戸時代の女性がもつ魅力に迫ります。庶民の女性が華やかに装うようになった江戸時代の女性文化をご覧いただき、女性の追い求めてきた美とは何かをいま一度見つめ直して頂きたいと思います。
イベント情報
○学芸員によるギャラリートーク
日時:4月19日(土)、5月3日(土)、5月24日(土)、6月7日(土)、6月14日(土) いずれも午後2時~
会場:展示室 聴講:無料(要展覧会チケット)

○講座「美人画ツアー 江戸時代美術の粋―片岡家所蔵浮世絵のご紹介」
日時:4月27日(日) 午後2時~ 会場:講義室
講師:当館学芸員 聴講:無料(要展覧会チケット)
定員:60名 ※事前申込不要 どなたでもご参加頂けます。

○「伝統文化 こども能楽体験教室」第2弾
日時:5月6日(火・休) 午後2時~ 会場:講義室
講師:能楽師 長山禮三郎氏、他 参加費:無料(要展覧会チケット)
対象:小中学生 定員:30名 ※要事前申込
[申込方法]美術博物館へお電話ください。TEL:0797-38-5432
申込締切日:4月25日(金) ※定員に達し次第締切。

○講座「上方浮世絵の歴史と特徴」
日時:5月11日(日) 午後2時~ 会場:講義室
講師:北川博子氏 (阪急文化財団) 聴講:無料(要展覧会チケット)
定員:60名 ※事前申込不要 どなたでもご参加頂けます。

○ワークショップ「やってみよう!紙版画」
日時:6月1日(日) 午後2時~ 会場:体験学習室
参加費:無料(要展覧会チケット)
対象:小学生(低学年は保護者同伴) 定員:30名 ※要事前申込
[申込方法]美術博物館へお電話ください。TEL:0797-38-5432
申込締切日:5月21日(水) ※定員に達し次第締切。
展示替え情報
※会期中一部展示替えがあり
前期:3月30日(日)―5月11日(日)
後期:5月13日(火)―6月15日(日)
ホームページ
http://ashiya-museum.jp/exhibition/exhibition_next/5675.html
会場住所
〒659-0052
兵庫県芦屋市伊勢町12-25
交通案内
◆電車の場合
1: 阪神芦屋駅から 徒歩約15分

2: 阪神芦屋駅・JR芦屋駅・阪急芦屋川駅から
阪急バス「新浜町行き」または「芦屋市総合公園前行き」(31・32・35・36・131系統)乗車、「緑町 (美術博物館前)」停留所下車
(バスのりば)
・阪神 芦屋駅―南側2番のりば
・JR 芦屋駅―北側5番のりば
・阪急 芦屋川駅―南側5番のりば
ホームページ
https://ashiya-museum.jp/
兵庫県芦屋市伊勢町12-25
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索