原田泰治の作品は、画家として活動を始めた1970年代から、雑誌や新聞など暮らしに身近な媒体で使われ、多くの人の目に触れ愛されてきました。原田作品を通じてふるさとを想い、思い出にひたる…そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。
本展では、当館名誉館長であるさだまさし氏や、同郷の友人である鎌田實先生、大学時代の同級生、クマさんこと篠原勝之氏など、原田泰治氏と親交のある方々33名に選んでいただいた「こころに残る一枚の絵」を展覧します。ご自身の故郷の風景や、原田氏との出会いの中で思い出す作品、作家として影響を受けた作品など、思い思いの作品が集まりました。みなさまにお寄せいただいた貴重なエピソードとともにお楽しみください。