タイトル等
描かれたチャイナドレス
─藤島武二から梅原龍三郎まで
会場
ブリヂストン美術館
会期
2014-04-26~2014-07-21
休催日
月曜日 (4/28、7/7、7/14、祝日は開館)
開催時間
10:00~18:00
(毎週金曜日は20:00まで) ※入館は閉館の30分前まで
観覧料
一般 800円 (600円) シニア 600円 (500円) 大高生 500円 (400円)
※中学生以下無料。( )内は15名以上の団体料金。シニアは65歳以上。

チャイナドレス割引
本展覧会開催中にチャイナドレスや中国服でご来館されたお客様は、団体料金でご入館いただけます。 ※他の割引との併用はできません。
主催者
公益財団法人石橋財団 ブリヂストン美術館
概要
中国は、古代から近世にいたるまで、つねに日本をリードしてきたアジアの先進国でした。その日本は、明治維新以降、ヨーロッパに目を向け始めます。しかしそれでもなお、日本人の心から中国への憧憬や愛着をぬぐい去ることはできませんでした。
大正時代、日本で中国趣味がわきおこります。芥川龍之介や谷崎潤一郎らが中国をテーマにした小説を次々に発表します。同じように、美術でも中国ブームがあらわれました。油彩画の世界では、藤島武二が中国服を着た女性像が描き始めます。ツーリズムの発達によって渡航しやすくなったことから、児島虎次郎や三岸好太郎、藤田嗣治、梅原龍三郎らは、中国を実際に訪れて題材を見つけました。一方、興味深いことに、藤島や岸田劉生、安井曾太郎らは、日本にいて、日本女性に中国服を着せて描きます。そこには、ヨーロッパから学んだ油彩技法を用いて、日本人が描くべき題材を求め、東西文化の融合をめざした到達点の一つを見ることができます。
このテーマ展示は、1910年代から40年代にかけて日本人洋画家が描いた中国服の女性像約30点で構成されます。成熟していく日本洋画の展開をお楽しみください。
イベント情報
土曜講座「異国趣味とオリエンタリズム」(全5回)
テーマ展示「描かれたチャイナドレス」にあわせて開講するシリーズです。

明治維新以降の日本の美術家たちが、アジアをどのように見つめてきたのか。西洋を知ってしまった彼らが、アジアとどのように向き合ったのか。彼らの内なるアジアがどのようにあらわされてきたのか。気鋭の研究者たちによって日本の近代をさまざまに探索します。

■開催日:6月14日、6月21日、6月28日、7月5日、7月12日
■時間:14:00-16:00 (開場 13:30) ■会場:ブリヂストン美術館ホール
■定員:130名 (先着順) ■聴講料:各400円
※各講座の詳細は決定次第、ブリヂストン美術館ホームページにてご案内いたします。
※聴講券は美術館チケット窓口にて販売いたします。

ギャラリートーク
当館の学芸員が展示作品を解説いたします。
■日時:毎週水曜日・金曜日 15:00-16:00 ■会場:展示室
※混雑状況により、ホールでのスライドトークになる場合があります。
※担当者によりコレクション展示の内容で行う場合もあります。 ※やむを得ず中止することもあります。

ティールーム《ジョルジェット》展覧会スペシャルドリンクが登場!
「描かれたチャイナドレス」展とのコラボメニューとして、本展覧会開催中にシノワズリティーが登場します!ジャスミティーとベルガモットオレンジティーをブレンドしたジョルジェットオリジナルティーです。また、ご注文の際に「描かれたチャイナドレス」展の半券をご呈示いただきますと、フォーチュンクッキーをプレゼント!
展覧会とあわせてお楽しみください。
ホームページ
http://www.bridgestone-museum.gr.jp/exhibitions/2014/187/
会場住所
〒104-0031
東京都中央区京橋1-10-1 ブリヂストンビル内
交通案内
JR
東京駅 (八重洲中央口)より徒歩5分

地下鉄
東京メトロ銀座線 京橋駅 (6番出口/明治屋口)から徒歩5分
東京メトロ銀座線・東京メトロ東西線・都営浅草線 日本橋駅 (B1出口/高島屋口)から徒歩5分

当館には専用の駐車場はございません。お車でご来館の場合は、八重洲通り地下の都営駐車場等をご利用ください。
ホームページ
http://www.bridgestone-museum.gr.jp
東京都中央区京橋1-10-1 ブリヂストンビル内
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