タイトル等
画家 岸田劉生の軌跡
油彩画、装丁画、水彩画などを中心に
会場
笠間日動美術館
会期
2014-06-21~2014-08-17
休催日
毎週月曜日(但し7月21日は開館、22日は休館)
開催時間
午前9時30分~午後5時
入館受付は4時30分まで
観覧料
大人 1000円、大学・高校生 700円、中学・小学生 300円、65歳以上 800円
春風萬里荘(北大路魯山人旧居)との共通券 大人 1400円、大学・高校生 900円、中学・小学生 400円、65才以上 1100円 (20名以上の団体は各200円割引、但し中学・小学生のみ100円割引 障害者手帳をお持ちの方、その同伴者は各半額割引)
主催者
公益財団法人日動美術財団
協賛・協力等
後援:茨城県/茨城県教育委員会/笠間市/笠間市教育委員会/NHK水戸放送局 茨城新聞社/朝日新聞社水戸総局/東京新聞水戸支局/毎日新聞水戸支局/読売新聞水戸支局 東日本旅客鉄道株式会社水戸支社
概要
岸田劉生(1891-1929)は、近代の日本美術において最も個性的な画家のひとりです。東京・銀座に目薬「精錡水」の販売元楽善堂を営む父母の元に生まれ、38歳という短い生涯にもかかわらず、画家として極めて振れ幅の大きい道程を辿りました。
17歳で白馬会の洋画研究所(赤坂葵橋研究所)で黒田清輝に外光派の画風を学び、20歳の時、『白樺』同人との交友でゴッホやセザンヌを知り、多大な影響を受けます。23歳で娘麗子が生まれてからは、愛情を込め多くの麗子像を描き、一人娘への愛情表現を芸術作品に昇華させ、美術史に大きな足跡を残しました。この頃より、デューラーからの「クラシックの感化」が強まり、精緻な写実を追求し、物や人物の存在を深く見つめる「内なる美」の探求に進みました。のちに一転して大正時代の後半には、宋元画や初期肉筆浮世絵、南画などの東洋的な美に心ひかれて、みずからの芸術に反映させようと試みましたが、耽溺していった生活もあり健康を害し、酒席で倒れ画家の幕は閉じられました。
本展覧会では、《自画像》《麗子十六歳之像》《村娘之図》などをはじめとする数々の代表作に加え、麗子が随所に散りばめられた装丁画も展示し、油彩、水彩素描、日本画、版画作品等に関連資料などを含めた130余点により、劉生芸術の全貌をご紹介いたします。
イベント情報
※詳細はお問い合わせください

学芸員によるギャラリートーク (各日 14:00~14:30)
7月5日(土)、8月16日(土)

美術講座(各日 10:00~15:00)
「水彩・パステル基礎講座」
6月21日(土)「樹木のフォルム(根と大地)」
7月19日(土)「クロッキー(人物)」
8月9日(土)「斜め向きの自画像を描く」

一日画家体験(10:00~15:00)
7月12日(土) テーマ「モーリス・ユトリロ」
ホームページ
http://www.nichido-museum.or.jp/exhibition_next.html
会場住所
〒309-1611
茨城県笠間市笠間978-4
交通案内
[JR利用]
◎常磐線 友部駅北口より『かさま観光周遊バス』(9:55/10:50/11:50発 / 100円) または市内循環バスで約15分。「日動美術館入り口」下車。
◎水戸線 笠間駅より徒歩約20分

[自動車利用]
◎常磐道 友部JCT経由 北関東道 友部ICより 約6km
◎東北道 栃木都賀JCT経由 北関東道 笠間西ICより 約8km

[高速バス利用」
◎『関東やきものライナー』 秋葉原(8:20発) 「笠間稲荷神社入口」下車 徒歩約10分
ホームページ
http://www.nichido-museum.or.jp
茨城県笠間市笠間978-4
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