タイトル等
SIMONDOLL 四谷シモン
会場
そごう美術館
会期
2014-05-31~2014-07-06
開催時間
午前10時~午後8時
*入館は閉館の30分前まで
観覧料
大人 1,000(800)円、大学・高校生 800(600)円、中学生以下無料
*消費税含む
*( )内は前売および20名さま以上の団体料金
*前売券は、そごう美術館、またはセブンイレブン、ローソンチケット、イープラスにてお取扱いしております。
*障害者手帳をお持ちの方、およびご同伴者1名さまは( )内の料金にてご入館いただけます。
主催者
そごう美術館、毎日新聞社
協賛・協力等
後援=神奈川県教育委員会、横浜市教育委員会
協力=公益財団法人 鎌田共済会、エコール・ド・シモン 協賛=(株)そごう・西武
概要
日本における球体関節人形の第一人者であり、人形作家として国内のみならず海外からも高く評価されている四谷シモン(1944―)。
東京・五反田に生まれたシモンは、父はタンゴの楽師、母はダンサーという芸能一家で育ちました。不在がちだった両親が与える人形に囲まれて過ごし、幼い頃から取り憑かれたように人形に魅せられます。10歳で人形を作り始め、人形作家を志して林俊郎や水上雄次などの元で技術を磨きますが、布を纏った小さな彫刻のような当時の人形に疑問を抱きながら、前途を見出せず模索する日々を送っていました。
1965年春、古本屋で偶然手に取った雑誌『新婦人』で、ドイツのシュルレアリストであるハンス・ベルメールの球体関節人形の写真を目にし、強い衝撃を受けます。人形とは「ひとのかたち」であり関節で動くもの、人形とは人形そのものであると悟り、以後独学で球体関節人形の制作を始め、新しい人形表現の地平を切り拓きました。
静かなエロティシズムを湛えた《少女の人形》、状況劇場時代の女形であった自分自身ともいえる《未来と過去のイヴ》、自動人形に挑んだ《機械仕掛の少年》、形而上学的な世界を見せる《天使―澁澤龍彦に捧ぐ》、自己愛を表現した《ピグマリオニスム・ナルシシズム》、腹部にも球体関節を使った《おもちゃ》など、常に己に挑戦し続けるシモンの人形は実に多彩で、人形としての美しさはもちろん、「人形とは何か」を追求することで自らの存在を問い続ける精神的な深遠さがあり、独特の魅力を有しています。
本展はシモンの生誕70年を記念して開かれるもので、初期から最新作まで厳選した46点の作品を6つの章に分けて構成し、シモンドールの世界を探求します。
イベント情報
◆サロン・ド・シモン~四谷シモンと友人たちとの語らい~
展示室内に設えた「シモンのアトリエ」にゲストを迎え、トークショーを行います。
①6月7日(土) ゲスト:佐野史郎氏 (俳優)
②6月28日(土) ゲスト:津原泰水氏 (作家)
各日午後2時から
会場:そごう美術館展示室内
定員:各回60名さま(事前申込制・先着順)
参加費:各回500円(消費税含む。別途入館料が必要となります。)
参加方法:そごう美術館までお電話でお申込みください。
電話045(465)5515

◆四谷シモン氏によるギャラリートーク&サイン会
ギャラリートーク終了後、そごう美術館ミュージアムショップで関連書籍をお買い求めいただいた方を対象に、サイン会を行います。
5月31日(土)、6月14日(土)、6月21日(土)、7月5日(土)
各日午後2時から
会場:そごう美術館展示室内
参加費:無料(別途入館料が必要となります。)

◆My Favorite SIMONDOLL
あなたのお気に入りの人形はどの子? ナンバーワンになった人形に投票された方の中から抽選で5名さまに「四谷シモン直筆サイン入りポスター」をプレゼントいたします。
投票期間:5月31日(土)~6月22日(日)
投票場所:そごう美術館展示室内
結果発表:6月末(予定)にベスト10の人形を、展示室内および美術館ホームページにて発表いたします。
*当選者の発表は景品の発送をもってかえさせていただきます。
ホームページ
http://www2.sogo-gogo.com/common/museum/archives/14/yotsuya/index.html
会場住所
〒220-8510
神奈川県横浜市西区高島2-18-1 横浜駅東口・そごう横浜店6階
交通案内
・「横浜」駅から徒歩3分。
・首都高速道路横羽線 東神奈川ランプから5分。
ホームページ
https://www.sogo-seibu.jp/common/museum/
神奈川県横浜市西区高島2-18-1 横浜駅東口・そごう横浜店6階
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