タイトル等
栄西禅師開創八〇〇年記念特別展覧会 京都最古の禅寺
会場
サントリー美術館
会期
2002-06-25~2002-07-07
休催日
月曜日(ただし7月1日は開館)
開催時間
10:00~17:00。金曜日は19:00まで(入館は閉館の30分前まで)
観覧料
一般1000円 高・大学生800円 小・中学生600円
(10名以上の団体は各100円割引き)
概要
京都五山の一つ、建仁寺は、鎌倉時代のはじめに、禅宗の始祖である栄西(ようさい)禅師によって開かれた、京都で最も古い禅寺です。栄西禅師は中国に留学して臨済宗を学び、帰国後、二代将軍・源頼家の庇護のもとで、京都東山の地に建仁寺を開きました。寺名は創建された建仁2年(1202)の年号を土御門(つちみかど)天皇から賜ったと伝えられています。本展覧会は、今年がこの開創の年からちょうど800年目にあたるのを記念して開催されるものです。
建仁寺には、有名な国宝の俵屋宗達(たわらやそうたつ)筆「風神雷神図屏風」をはじめとして、数々の貴重な文化財が所蔵されています。名僧の肖像画(頂相(ちんぞう))や墨跡、工芸品、中国の書画、「五山文学」と呼ばれる詩文や学問に関する重要な古写本・古刊本などは、中世に名だたる禅僧が住持をつとめ、「五山文学」の中心を占めていた建仁寺の寺風を物語るものです。また、近世絵画では、「風神雷神図屏風」のほか、かつて建仁寺本坊や山内の子院(塔頭(たっちゅう))を飾っていた、桃山時代を代表する画家、海北友松(かいほうゆうしょう)の手になる壮大な水墨障壁画から、白隠慧鶴(はくいんえかく)の禅画、伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)の鶏図まで、みのがせない名品が並びます。さらに、建仁寺と縁のある京焼の陶工、奥田頴川(おくだえいせん)と仁阿弥道八(にんなみどうはち)の作品がまとまって展示されることも本展覧会の特色の一つです。
この展覧会では、すでによく知られている建仁寺本坊および塔頭の名宝だけではなく、平成11年から実施された京都国立博物館による総合調査の中で新たに見出された初公開の作品を加え、京都最古の禅寺・建仁寺の歴史、文化を多面的に紹介します。
ホームページ
http://www.suntory.co.jp/sma/
展覧会問合せ先
TEL:03-3479-8600
会場住所
〒107-8643
東京都港区赤坂9-7-4 六本木・東京ミッドタウン ガレリア3階
交通案内
[東京ミッドタウンまでの交通案内]

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○東京メトロ 日比谷線 六本木駅より地下通路にて直結

○東京メトロ 千代田線 乃木坂駅 出口3より徒歩約3分

バスをご利用の場合

都営バス (渋谷発)
都01 「六本木駅前」下車 徒歩約2分

ちぃバス (赤坂ルート/田町ルート)
「六本木七丁目」、「檜町公園」下車 徒歩約1分
ホームページ
http://suntory.jp/SMA/
会場問合せ先
Tel 03-3479-8600
東京都港区赤坂9-7-4 六本木・東京ミッドタウン ガレリア3階
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