デジタルアートX・進化する版 パンドラの匣の外 日本テジタルアート協会代表 澤田泰彦
本展は、古代ギリシャ神話の一説である「パンドラの匣」に、わたくしたちの今日的状況を見立てた「パンドラの匣の外」をコンセプトとしてデジタルツール(PC/ソフト/デジタルデバイス他)で制作した作品展です。出展内容はデジタルアート作品(版画/ミックスメディア/写真)、デジタルデータの複合的応用による大型作品(共同制作作品)、プロジェクター投影作品、のほか、デジタル作品とアナログ作品(平面/立体造形)の対照展示、さらに本展の特別企画としてアートにおけるデジタルツールの可能性を追求した「絵画と音楽のコラボレーション」を美術館講堂において12月15日に開演いたします。なお、日本デジタルアート協会の創立・発足(2008年)の理念には「いま、デジタルアートとは何か」と云う時空を超えた問いの礎があります。本展のコンセプトである「パンドラの匣の外」もその問いの中から現われたものです。また、デジタルアートX(エックス)のXは、そのSpiritの象徴であり、大いなる夢を表したものです。