タイトル等
ロマンティック・バレエの世界
妖精になったバレリーナ
会場
ニューオータニ美術館
会期
2013-11-09~2013-12-25
休催日
月曜日(但し12/23は開館)
開催時間
午前10時~午後6時
入館は午後5時30分まで
観覧料
一般¥800、高・大生¥500、小・中生¥300
宿泊者無料、20名以上の団体は各¥100割引
主催者
ニューオータニ美術館
協賛・協力等
後援:公益社団法人 日本バレエ協会
協力:兵庫県立芸術文化センター 薄井憲二バレエ・コレクション
概要
バレエは、ルネサンス期のイタリア貴族の宴での踊りから始まったとされています。それをフランスへ持ち込み、流行らせたのがフランス王アンリ2世の妃となったメディチ家の娘カトリーヌ・ド・メディシスで、バレエはフランス宮廷において盛んになりました。
17世紀に即位したルイ14世は、バレエに熱中して自らダンサーとして出演し、ちょうど300年前の1713年、質の向上を目指してバレエ学校を設立しました。
ロマンティック・バレエが成立したのは、フランス革命後の最も不安定な時代でした。1830年七月革命と1848年二月革命の間の約20年間が黄金期となります。
テーマは、当時のロマン主義文学と深いかかわりを持ち、物語の舞台は異界や異国といった場所が設定されました。特に、幻想的な異界の場面では妖精が杜役となり、神秘的なイメージをより印象付けるため、ロマンティック・チュチュと呼ばれる釣鐘型のふわふわした衣装が考案されて、つま先による踊りが発達しました。『ラ・シルフィード」、「ジゼル」、「コッペリア」といった、今日も踊り続けられている名作も多数生みだされ、現在知られるバレエの原型を作った時代と言えるのです。いずれもバレリーナが中心の作品であることからも分かるように、女性ダンサーの第一黄金時代でもありました。
バレリーナの中でも、特に人気を二分した二人のスターがいます。麦畑を一本の麦も折らずに歩けたとまで謳われた天上的な魅力のマリー・タリオーニと情熱的で地上的な踊りで男性ファンを魅了したファニー・エルスラーです。
本展では、この二人のバレリーナを中心に、当時人気のあった演目ごとに版画、スターの手紙、楽譜等をご覧いただくことによって、時代背景を含めたバレエの成り立ちを確認し、ロマンティック・バレエという夢の世界をお楽しみいただきます。
イベント情報
【ギャラリートーク】
11月23日(土)、12月7日(土) 午後2時~
※予約不要、入館料のみ必要
芳賀直子 (本展監修者、兵庫県立芸術文化センター キュレイター、舞踊研究家)
太田美喜子 (ニューオータニ美術館学芸員)
ホームページ
http://www.newotani.co.jp/group/museum/exhibition/201311_ballet/index.html
会場住所
〒102-8578
東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート6F
交通案内
東京メトロ銀座線・丸の内線「赤坂見附」駅D出口より徒歩約4分
有楽町線・南北線・半蔵門線「永田町」駅7番出口より徒歩約5分
ホームページ
http://www.newotani.co.jp/group/museum
東京都千代田区紀尾井町4-1  ニューオータニガーデンコート6F
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