タイトル等
館蔵 青磁名品展
―翠・碧・青―
会場
戸栗美術館
会期
2013-10-05~2013-12-23
休催日
月曜日
※月祝の場合は開館、翌日休館のため、10月14日・11月4日・12月23日(月祝) は開館、10月15日・11月5日(火) は休館。
開催時間
10:00~17:00
入館受付は16:30まで
観覧料
一般1,000円/高大生700円/小中生400円
(団体20名様以上で200円割引)
※10月14日(月祝) は当館創設者戸栗亨メモリアルデーにつき、終日入館料無料。
概要
青緑色の美しい釉薬で覆われたうつわ「青磁」が完成したのは、後漢時代頃 (AD25~220年) の中国においてです。青磁の生産は長い間、中国の独壇場でしたが、10世紀ごろになってその技術が朝鮮半島に伝わり、高麗青磁が誕生し、線刻や象嵌 (ぞうがん) などの装飾を伴うものへと発展していきます。さらに朝鮮時代の15~16世紀頃には粉青沙器 (ふんせいさき) と呼ばれる青磁の技術をもとにした白いやきものも作られました。
日本では朝鮮半島からの技術移入を経て、17世紀初頭に国産磁器・伊万里焼の生産が始まります。その中で青磁も作られるようになり、染付を組み合わせた日本独特の新しい装飾の青磁を生み出しました。そして伊万里焼の技法をもとに献上用へと昇華させて作られた鍋島焼において、日本の青磁は美の頂点を極めました。
今展示では伊万里焼・鍋島焼の青磁を中心に、中国・朝鮮半島の青磁も併せて、当館所蔵の青磁の名品を展示いたします。同じ「青磁」でありながらそれぞれの作品で異なる色、そして青磁に映えるそれぞれの装飾にご注目ください。 (約80点展示予定)
イベント情報
展示解説
展示期間中、第2週・第4週の水曜日と土曜日に、当館学芸員による展示解説を行ないます。
予約は不要です。入館券をお求めの上、ご自由にご参加ください。
【第2・第4 水曜日 午後2時~】
10月9・23日、11月13・27日、12月11日
【第2・第4 土曜日 午前11時~】
10月12・26日、11月9・23日、12月14日

外国語展示解説
展示期間中、以下の日程で当館学芸員による外国語の展示解説を行います。
参加ご希望の方は事前にお申込みください。
【中国語】11月10 (日)
【英語】12月8 (日)
ホームページ
http://www.toguri-museum.or.jp/tenrankai/index.php
会場住所
〒150-0046
東京都渋谷区松涛1-11-3
交通案内
●「渋谷駅」ハチ公口より徒歩15分
●京王井の頭線「神泉駅」北口より徒歩10分
ホームページ
http://www.toguri-museum.or.jp/
東京都渋谷区松涛1-11-3
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索