タイトル等
特別企画展
文学と美術の出会い
―平安時代から江戸時代の物語絵―
会場
大和文華館
会期
2013-11-22~2013-12-26
休催日
毎週月曜日
(ただし12月23日<祝>は開館し、翌24日<火>が休館)
開催時間
午前10時~午後5時
入館は午後4時まで
観覧料
一般 600円 高校・大学生400円 小学・中学生無料
※20名以上の団体は相当料金の2割引で引率者1名無料
※身障者手帳等ご提示により本人と同伴者1名2割引
概要
魅力的な物語は、テキストが長く読み続けられるだけでなく、しばしば絵画化され、絵画とともに親しまれてきました。『源氏物語』には、『伊勢物語』などの物語を描いた絵巻物が多く登場することが知られ、古くから物語に絵画をあわせて楽しまれていることを教えてくれます。
時代の趨勢 (すうせい) の中で様々な物語が生まれ、絵巻、画帖、扇面、掛軸や屏風など、様々な形をとりながら物語は絵画化されました。優雅な貴族の恋や苦悩を題材とする王朝物語と、勇壮な武士の戦を題材とする軍記物語や幸若舞 (こうわかまい)、庶民も主人公となり活躍する御伽草子 (おとぎぞうし) では、物語を描く上で適する表現も異なります。また一方で、時代により物語の読者層は変化し、好まれる絵画の様式も変化してゆきます。物語絵は物語の内容や読者層、時代の好み、絵画の形体などを反映して、多様に展開します。
本展観では、館蔵品に特別出陳作品を加え、王朝物語や軍記物語、御伽草子、幸若舞、仏教説話など、様々な物語を絵画化した平安時代から江戸時代までの作品を展示します。物語のジャンルや時代による表現の変化、絵画の間の影響関係などに注目しつつ、文学と美術の世界が出会い生み出された豊饒な物語絵の世界をたどります。 (担当 宮崎もも)
イベント情報
列品解説 毎週土曜日 午後2時から (当館学芸部による)

特別講演 12月8日(日) 午後2時から講堂にて
「題目未定」
学習院大学教授 佐野みどり氏

講座 美術の窓 12月22日(日) 午後2時から講堂にて
「題目未定」
当館館長 浅野秀剛

日曜美術講座 12月1日(日) 午後2時から講堂にて
「源氏物語色紙絵の展開について」
当館学芸員 宮崎もも
ホームページ
http://www.kintetsu.jp/yamato/exhibition/monogatarie.html
会場住所
〒631-0034
奈良県奈良市学園南1-11-6
交通案内
近鉄奈良線 学園前駅下車、南出口より徒歩7分、無料駐車場あり
ホームページ
https://www.kintetsu-g-hd.co.jp/culture/yamato/
奈良県奈良市学園南1-11-6
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