タイトル等
山の版画家畦地梅太郎と木版画の詩人川上澄生
会場
鹿沼市立川上澄生美術館
2階展示室
会期
2013-10-05~2013-12-23
休催日
月曜日(ただし10月14日、11月4日、12月23日は開館)、10月15日[火]、11月5日[火]
開催時間
午前9時~午後5時
入館は午後4時30分まで
観覧料
一般300円(200円)、高校・大学生200円(100円)、小・中学生100円(50円)
※( )内は20名以上の団体料金、「東武沿線美術館連携事業」共通券割引料金
※毎週土曜日は小・中学生無料 ※毎月第3日曜日は鹿沼市内の小・中学生と同伴のご家族は無料
※障がい者手帳の交付を受けている方とその介護者1名は無料
※10月12日[土]、10月13日[日]は秋祭りのため無料 ※11月3日[日]は文化の日のため無料
概要
山の版画家として知られる畦地 (あぜち) 梅太郎(1902-1999)と、木版画の詩人として知られる川上澄生(1895-1972)は、大正から昭和にかけて独自の画境を切り開いた版画家です。
愛媛県北宇和郡二名 (ふたな) 村 (現・宇和島市三間町) に生まれた畦地梅太郎は18歳で上京し、版画家の平塚運一、恩地孝四郎の知遇を得て木版画に道を定めます。初めの頃は身近な都市風景を描きましたが、やがて故郷の自然と向き合うことで「山」というテーマを見出し、50歳になると素朴で温和な表情の「山男」を通じて自己を表現しました。その作品の中には常に社会的メッセージが内に秘められています。
昭和初期、畦地梅太郎は関東大震災で復興した東京の姿を描いた連作版画集『新東京百景』の摺りに携わりました。そこで川上澄生を始めとする先輩たちの作品から多くを学び、重厚さを感じさせる独自の摺りへと発展させました。
一方、横浜に生まれ東京で育った川上澄生は、赴任地である宇都宮を拠点に、教職のかたわら創作活動に励みました。モダンな色彩とリズミカルな造形によって詩情豊かな作品を生み出し、異国情緒あふれる南蛮、文明開化というテーマを生涯にわたり追求しました。
本展では、同時代を生きた版画家・畦地梅太郎と川上澄生にスポットを当て、都市風景や自然風景、戦後の代表的なテーマから、ふたりの芸術が志向するものをたどります。
イベント情報
■館長と楽しむ作品鑑賞会
日時:10月5日[土] 午後2時~2時30分
会場:2階展示室 ※企画展チケットが必要です

■企画展記念講演会「素顔の畦地梅太郎」
日時:11月2日[土] 午後1時30分~3時
講師:畦地 堅司 氏 (畦地梅太郎ご令孫)
会場:鹿沼市民情報センター2階 子育て情報室A
定員:30名 ※聴講無料

■ギャラリー・トーク (学芸員による作品解説)
日時:11月16日[土] 午後2時~2時30分
会場:2階展示室 ※企画展チケットが必要です

※講演会、講座は美術館へ電話でお申し込みください
ホームページ
http://kawakamisumio-bijutsukan.jp/index.php?id=91
会場住所
〒322-0031
栃木県鹿沼市睦町287-14
交通案内
●JR日光線 鹿沼駅から 徒歩20分
●東武日光線 新鹿沼駅から 徒歩30分
●東北自動車道 鹿沼I.C.から 約6km
ホームページ
https://kawakamisumio-bijutsukan.jp/
栃木県鹿沼市睦町287-14
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