タイトル等
加納光於|色身 (ルゥーパ)――未だ視ぬ波頭よ2013
会場
神奈川県立近代美術館 鎌倉
会期
2013-09-14~2013-12-01
休催日
月曜日[ただし9月16日、9月23日、10月14日、11月4日は開館]
開催時間
午前9時30分~午後5時
入館は午後4時30分まで
観覧料
一般700円(600円)、20歳未満と学生550円(450円)、65歳以上350円、高校生100円
●( )内は20名以上の団体料金です。 ●中学生以下、障害者手帳をお持ちの方は無料です。その他の割引につきましてはお問い合わせください。
[ファミリー・コミュニケーションの日] 毎月第1日曜日 (今回は10月6日、11月3日、12月1日)は、18歳未満のお子様連れのご家族は、優待料金 (65歳以上の方を除く) でご観覧いただけます。
[無料開館日]10月11日[金]「葉山館開館10周年記念無料開館日」、11月17日[日]「神奈川県立近代美術館開館記念の日」は、神奈川県立近代美術館で開催中の3つの展覧会を無料でご観覧いただけます。

[優待料金のご案内]
「加納光於」展の有料観覧券 (65歳以上、高校生券を除く) の半券のご提示で、同展会期中に限り、葉山館で開催中の展覧会を優待料金でご覧いただけます。
主催者
神奈川県立近代美術館
協賛・協力等
企画協力=ギャルリー東京ユマニテ
概要
加納光於 (1933-) は東京に生まれ、1960年から鎌倉に居を構え、80歳を迎えた今日もなお以前にまして旺盛な制作を続けています。加納が版画家として登場した1950年代は、敗戦の影響もあり経済的には困難でしたが、文化全体が活気に溢れた時代でした。そうしたなか、加納は目先の新しさや前衛性に与することなく、自身のめざす「孤絶している精神の晴朗さ」を手放さず、ひたすらに自らの鉱脈を探り続け、豊かなイメージを追求してきた特異な独行の作家です。
1955年、銅版画の作品集<植物>を自費出版し、翌年、詩人・批評家の瀧口修造の推薦によりタケミヤ画廊で発表。その幻想的な作風は当時から高く評価され、1960年代にかけて隆盛をみせた国内外の版画展での受賞が相次ぐところとなりました。初期のモノクロームの銅版画は、その後、「版」を起点に、多様に変容してゆきます。1960年代後半の亜鉛版によるメタル・ワークと色彩版画の誕生、1970年代からはリトグラフ、エンコスティックなど次々と技法を広げ、さらにオブジェや本の装幀も手がけるなかで、1980年前後からは油彩を本格的に開始します。
2000年の愛知県美術館での大規模な回顧展以来、公立美術館での個展としては13年ぶりとなる本展は、1950年代の銅版画から最新作の油彩まで、半世紀以上にわたる加納の制作の精髄を紹介するものです。加納の多様な表現を通して、平面と立体、言葉と造形の間を往還してゆくその独創的なイメージの変容を確認するとともに、本展のタイトル「色身 (ルゥーパ)」という加納の制作の根幹に隠された色彩への問いが、わたしたちにとって未見の経験の鍵をひらくきっかけになることを願わずにいられません。
イベント情報
加納光於氏によるアーティスト・トーク (聞き手=当館館長 水沢勉)
日時=10月20日[日] 午後2時―3時30分
申込不要、無料 (ただし「加納光於」展の観覧券が必要です)

学芸員によるギャラリートーク
日時=9月16日[月・祝]、11月30日[土] 各日午後2時―2時30分
申込不要、無料 (ただし「加納光於」展の観覧券が必要です)
ホームページ
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/exhibitions/2013/kano/index.html
会場住所
〒248-0005
神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-53 鶴岡八幡宮境内
交通案内
■電車
JR横須賀線・江ノ島電鉄線「鎌倉駅」下車、徒歩約10分。

■車
横浜横須賀自動車道路「朝比奈インターチェンジ」から鎌倉霊園を経由して鶴岡八幡宮前へ約4km

鎌倉館、鎌倉別館には駐車場がございません (身障者用駐車スペースを除く)。公共の交通機関をご利用ください。
ホームページ
http://www.moma.pref.kanagawa.jp
神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-53 鶴岡八幡宮境内
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