タイトル等
現代の名碗
川喜田半泥子、加藤唐九郎、金重素山、三輪壽雪、岡部嶺男、鈴木藏、樂吉左衞門から若手作家まで
会場
菊池寛実記念 智美術館
会期
2013-09-14~2014-01-05
休催日
月曜日 (ただし9月16日、23日、10月14日、11月4日、12月23日は開館) 9月17日(火)、24日(火)、10月15日(火)、11月5日(火)、12月24日(火)
年末年始 12月28日(土)~2014年1月1日(水・祝)
開催時間
午前11時~午後6時
入館は午後5時30分まで
観覧料
一般1000円/大学生800円/小中高生500円
主催者
公益財団法人菊池美術財団
協賛・協力等
協賛 京葉ガス株式会社
概要
茶の湯の茶碗は桃山時代以来、400年以上の年月をかけて先人達が追及してきた日本独特の造形性をあらわす器です。一碗を喫する行為を禅的精神と同化させ用のあるべき様を探求した千利休は、無作為の作為を求めて長次郎にその造形化を託し、あるいはまた利休没後二十数年後には、稀代の数寄者本阿弥光悦が利休好みから離脱し、個性を表出させた侘び茶に適う茶碗を造り出しました。光悦の茶碗は豊かな人間性と心の自由を感じさせる造形ですが、個性の発露を近代的自我の現れとみることもできるように思います。
「現代の名碗」展は、近現代の作家たちによる茶碗を通して、そこに映し出される個性、時代性を展望する試みです。川喜田半泥子 (1878-1963) の茶碗をはじめ、石黒宗麿 (1893-1968)、加藤唐九郎 (1898-1985)、金重素山 (1909-1995)、三輪壽雪 (1910-2012)、岡部嶺男 (1919-1990) など物故の作家から、鈴木藏 (1934-)、鯉江良二 (1938-)、十五代樂吉左衞門 (1949-)、隠﨑隆一 (1950-)、金重有邦 (1950-)、川瀬忍 (1950-)、さらに30代の若き作家にいたるまで、およそ40名の作家の茶碗をご覧いただきます。
イベント情報
□講演会・対談 当館B1階展示室にて
・講演会「現代の茶碗のあるべき様」 9月14日(土)
講師 林屋晴三氏 (東京国立博物館名誉館員)
・対談「出品作家と語る①」 10月12日(土)
講師 隠﨑隆一氏+林家晴三氏
・対談「出品作家と語る②」 10月19日(土)
講師 金重有邦氏+林家晴三氏
・対談「出品作家と語る③」 11月2日(土)
講師 川瀬忍氏+林屋晴三氏
・講演会「高麗と和物の名碗を語る」11月16日(土)
講師 林屋晴三氏
いずれも午後3時より (観覧料のみ、聴講無料)

□ミュージアム・コンサート in TOMO 当館B1階展示室にて
閉館後の展示室でサントリーホールの室内楽アカデミーメンバーによるクラシックコンサートを開催いたします。
10月11日(金) 午後6時45分 (開場6時30分) 事前お申込み制 (定員40名様)
参加費=3,000円 (観覧料・ワンドリンクを含む。当日観覧券をお持ちの場合は2,000円。)

□呈茶 当館B1階展示室にて
対談開催日に出品作家によるお茶腕でお抹茶をお召し上がりいただきます。
10月12日、19日(土)、11月2日(土) 午後1時より2時45分まで 先着30名様
茶菓券=1,000円 (観覧料別・美術館の受付でお求めいただきます。)

□学芸員によるギャラリトーク 聴講無料 いずれも午後2時より
9月21日(土)、10月5日(土)、11月9日(土)、12月7、14日(土)
ホームページ
http://www.musee-tomo.or.jp/exhibition.html
会場住所
〒105-0001
東京都港区虎ノ門4-1-35 西久保ビル
交通案内
【地下鉄各駅からのアクセス】
・日比谷線・神谷町駅: 出口4bより徒歩6分
・南北線・六本木一丁目駅: 改札口より徒歩8分 (改札口を出て正面左前方のエスカレーターを乗り継いで一番上まで上がって下さい)
・南北線/銀座線・溜池山王駅: 出口13より徒歩8分
・銀座線・虎ノ門駅: 出口3より徒歩10分

【バスによるアクセス】
「神谷町駅前」下車徒歩7分
・都バス・渋88 (渋谷駅前―新橋駅前)
・都バス・橋86 (目黒駅前―新橋駅前)
・都バス・浜95 (品川車庫前―赤羽橋駅前)
ホームページ
https://www.musee-tomo.or.jp/
東京都港区虎ノ門4-1-35 西久保ビル
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