タイトル等
日比野克彦展
会場
川崎市岡本太郎美術館
会期
2013-07-20~2013-10-06
休催日
月曜日 (祝日を除く)、9/17(火)、24(火)
開催時間
9:30~17:00
入館は16:30まで
観覧料
一般800(640)円、高・大学生・65歳以上600(480)円、中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
主催者
川崎市岡本太郎美術館
協賛・協力等
協力:株式会社ヒビノスペシャル
川崎市市民ミュージアム
レンゴー株式会社
日本理化学工業株式会社
概要
絵画、彫刻だけでなく様々なジャンルを超えて活動した岡本太郎。岡本は1951年東京国立博物館で「縄文土器」と出会い、翌年美術雑誌『みづゑ』に「四次元との対話─縄文土器論」を発表しました。岡本はこれまでの「美術」という枠にとらわれずに「縄文の美」を最初に発見したアーティストといえるのではないでしょうか。
岡本が生まれたのは、川崎市の中央に位置する高津。縄文土器が作られた時代、川崎は半分あまりが海の中でした。時を経て海岸線は徐々に後退し、また臨海部は幾度も埋め立てられ、川崎は海へと延びて発展していきました。工都とも呼ばれた川崎は、海・水際との関わりが深い都市であるといえるでしょう。
この展覧会では、岡本太郎のジャンルや枠を超えた力、多面性を継承しているアーティストである日比野克彦の様々な活動・ジャンルでの代表作を紹介するだけでなく、川崎と海の関わりをテーマに公開制作を行い、この作品を中心として展示空間が構成されます。
海・水際との関わりが深い「川崎」という都市の歴史を、縄文時代の土器や日比野の作品で表現の根源を問う実験的な展覧会です。
2011年3月11日、未曾有の大災害である東日本大震災により、改めて私たちは海・水際の持つ大きな力の恐ろしさと自然の脅威を知ることになりました。
東日本大震災では多くのアーティストが復興支援活動に関わりましたが、日比野克彦もいち早く復興支援活動を立ち上げた一人です。日比野はいつも「つくることが生きること」という考えのもと、自らの作品を作り、また様々なアートプロジェクトを立ち上げてきました。東日本大震災の復興支援として日比野が考えた「ハートマークビューイング」は、誰でもが知っていて、誰もが簡単に描ける「ハートマーク」の形の力で、参加者がそれぞれの思いを託し、気持ちの交流を目に見える形にしていくという参加型のプロジェクトです。
本展でも会期中に「ハートマークビューイング」プロジェクトが行われる予定です。また「岡本太郎現代芸術賞」の太郎賞を受賞した若いアーティストたちによる参加型ワークショップという形で、岡本太郎の精神を継承していく試みも行います。
本展への多くの方のご来館をお待ちしております。
イベント情報
プレイベント
on side line off side line
日比野克彦 公開制作「on side line off side line」
会場:川崎市岡本太郎美術館 企画展示室
日時:2013年7月12日(金)・7月14日(日)・7月17(水)
各日13:00~16:00
観覧料:無料 (常設展示室をご覧の際は別途入館料)

関連イベント
●「ハートマークビューイング」
日比野克彦による東日本大震災復興支援活動のひとつ。展示室にて布にハートマークを縫い付けていきます。会期中毎日14:00から16:00まで参加・体験できます。
●「巨大TAROぬりえに挑戦!」
岡本太郎彫刻作品がプリントされた縦 1m35cm×横 6m の大きなぬりえシートが登場します。会期中毎日12:00から14:00まで参加・体験できます。
●「第15回岡本太郎現代芸術賞」太郎賞受賞者・関口光太郎ワークショップ
「新聞紙とガムテープがアートになる!」
日時:8月18日(日)、8月20日(火)各日10:00~12:00、13:00~16:00
開催中は自由に立ち寄り参加・退出できます。
●「第14回岡本太郎現代芸術賞」太郎賞受賞者・オル太ワークショップ
「ドキニンゲンをつくろう!」
日時:9月14日(土)、9月15日(日)各日13:00~16:00
定員:15名程度 (事前予約制。ご予約の詳細は当館ホームページをご覧ください。)
会場住所
〒214-0032
神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5
交通案内
小田急線 向ヶ丘遊園駅から
岡本太郎美術館の最寄り駅は「小田急線 向ヶ丘遊園駅」です。
向ヶ丘遊園駅 は、新宿から、小田原・湘南方面への急行で約20分、普通電車で約40分です。
多摩急行、快速急行は向ヶ丘遊園駅に停まりませんのでご注意ください。
【徒歩】 約17分
南口から道なりに進み、ダイエーを左手に見ながら稲生橋交差点を渡ってください。そのまま直進し、生田緑地の入口から坂道を上がり、芝生広場の右手奥が美術館です。
【タクシー】
南口タクシー乗り場から、行き先を「生田緑地東口」ないしは「日本民家園まで」とご指定ください。生田緑地の入口まで4分程度、そこから徒歩で約5分です。
【バス】
南口ターミナルから川崎市バス「溝口駅南口行」(5番のりば・溝19系統)乗車、「生田緑地入口」で下車(約3分)、バス停より徒歩約8分です。
※1時間に1~2本の運行です。
北口ターミナルから小田急バス「専修大学行」乗車、終点「専修大学前」で下車(約10分)、バス停より生田緑地西口園路(通行可能時間 8:00~17:30)を通って徒歩約6分です。


JR南武線・小田急線 登戸駅から
徒歩では約30分かかりますので、小田急線に乗り換えて向ヶ丘遊園駅をご利用ください。
【タクシー】
タクシーをご利用の場合は、向ヶ丘遊園駅からとほぼ同料金です。ご利用の際は、行き先を「生田緑地東口」ないしは「日本民家園まで」とご指定ください。
【バス】
川崎市バス(藤子・F・不二雄ミュージアム経由)「生田緑地」行きに乗車、終点「生田緑地」下車(約16分)、バス停より徒歩約5分です。
※10時~16時台は1時間に1本程度の運行、藤子・F・不二雄ミュージアム休館日は運休です。


JR南武線 武蔵溝ノ口駅・東急田園都市線 溝の口駅から
川崎市バス「向丘遊園駅南口行」(2番のりば・溝19系統)に乗車し、「生田緑地入口」で下車(約20分)、バス停より徒歩約8分です。
※1時間に1~2本の運行です。


東急田園都市線 梶が谷駅から
東急バス「向ヶ丘遊園駅南口行」(1番のりば・向01系統)に乗車し、「飯室」バス停で下車(約17分)、バス停より徒歩約10分です。
※1時間に2~3本の運行です。


東急田園都市線・横浜市営地下鉄 あざみ野駅から
小田急バス「向ヶ丘遊園駅北口行」(1番のりば・向11系統)に乗車し、「専修大学入口・川崎ゴルフ場入口」バス停で下車(約10分)、進行方向右手の坂道を上がり、生田緑地西口園路(通行可能時間 8:00~17:30)を通ってください。


東名 川崎インターから
普通車両の場合は、川崎インターを左折し、二つ目の信号(犬蔵交差点)を右折してください。そのまま直進し(約7分)、平三叉路を中央に進み、生田緑地の「東口駐車場」(有料)をご利用ください。
※カーナビをご利用の場合には、行き先を「生田緑地東口駐車場」とご入力ください。
大型車両の場合(バスなど)は、川崎インターを左折し、尻手黒川線を清水台で右折。浄水場通りを根岸陸橋で右折、世田谷町田線を多摩警察署前で右折し、府中街道の稲生橋交差点を右折して生田緑地の「東口駐車場」(有料)をご利用ください。詳しくは生田緑地東口ビジターセンターへ:044-933-2300


国道246号線から
国道246号線の溝ノ口交差点(立体交差)を、東京方面からは右折、町田方面からは左折し、府中街道に入って、府中方面に直進してください(約15分)。稲生橋交差点を左折し(約2分) 生田緑地の「東口駐車場」(有料)をご利用ください。
※カーナビをご利用の場合には、行き先を「生田緑地東口駐車場」とご入力ください。
ホームページ
https://www.taromuseum.jp/
神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5
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