タイトル等
マンハッタンの太陽
光学芸術から熱学芸術への拡張:18世紀から21世紀の“太陽面”の系譜
会場
栃木県立美術館
会期
2013-07-13~2013-09-23
休催日
月曜日(7月15日、9月16日、9月23日の月・祝は開館)、7月16日(火)、9月17日(火)
開催時間
午前9時30分~午後5時
入館は4時30分まで
観覧料
一般 800(700)円、大高生 500(400)円、中学生以下無料
( )内は20名以上の団体
主催者
栃木県立美術館
協賛・協力等
助成 = 芸術文化振興基金、公益財団法人花王芸術・科学財団、財団法人ポーラ美術振興財団
後援 = 朝日新聞宇都宮総局、NHK宇都宮放送局、エフエム栃木、産経新聞社宇都宮支局、下野新聞社、 東京新聞宇都宮支局、とちぎテレビ、栃木放送、日本経済新聞社宇都宮支局、毎日新聞社宇都宮支局、読売新聞宇都宮支局
概要
1970年代、80年代のニューヨークはアートが燦然と輝く創造の街でした。
そのマンハッタンを手製のピンホール・カメラを抱えて、まるで金環食のようなまばゆい写真に仕立てたひとりの日本人アーティストがいました。1979年の第15回サンパウロ・ビエンナーレに参加した帰路、マチュピチュを撮影した山中信夫 (1948-82年) です。1980年に山中はこのマンハッタンで数多くの傑作を生み出しました。帰国後、《マンハッタンの太陽》は1980年から81年にかけて制作された《東京の太陽》へと発展し、《マチュピチュの太陽》とともに1982年の第12回パリ・ビエンナーレ (パリ市立近代美術館) で大きな注目を集めながらも、帰国途上に再び立ち寄ったニューヨークでわずか34年の生涯を閉じました。
山中の若き晩年のピンホールがとらえた黄金色に輝く円環は“太陽画”の起源を再考させるものであり、太陽をたんなる光源としてだけではなく、巨大なエネルギーを放出する熱源として捉えなおし、視覚 (光学) に限定されていた美術を熱学へと拡張するものでした。
本展は、山中信夫の作品や関連資料を中心に、18世紀から21世紀までの20余人のアーティストたちの約140点の絵画、彫刻、写真、映像、版画、インスタレーション、映画によって、光源としての太陽と熱源としての太陽の両面から、可視光線を越えたエネルギー源としての太陽と私たちとの関係を考察・鑑賞・体験するものです。
イベント情報
1) ギャラリートーク
2013年7月13日(土) 午後3:30- [企画展示室]
講師:企画展担当学芸員 *企画展観覧料が必要です。

2) 上映会
2013年7月14日(日) 午後2:00- [集会室]
岸本康監督作品 (2000年) 70分
「クシュシトフ・ヴォディチュコ プロジェクション・イン・ヒロシマ」 *DVDによる上映
*鑑賞は無料です。

3) 講演会
2013年9月15日(日) 午後2:00- [集会室]
外山紀久子 (埼玉大学教授)
演題「マンハッタン、ダンス、掃除」
*聴講は無料です。

4) 35mmフィルム作品映写会
2013年9月22日(日) 午後2:00- [集会室]
長谷川和彦監督作品 (1979年) 147分
「太陽を盗んだ男」 (主演:沢田研二) *35mmフィルム、35mm劇場用プロジェクター使用
*企画展観覧料が必要です。
午後0時より正面受付にて、当日有効の企画展チケットをお持ちの方に整理券を配布します。先着100名。100名を超えた場合は座布団を貸し出します。
ホームページ
http://www.art.pref.tochigi.lg.jp/exhibition/t130713/index.html
会場住所
〒320-0043
栃木県宇都宮市桜4-2-7
交通案内
電車・バスをご利用の場合―
■ JR宇都宮駅から
西口バスターミナル 6番・7番乗り場から、
関東バス [作新学院・駒生行]で約15分、桜通十文字下車すぐ
■ 東武宇都宮駅前から
東武宇都宮駅前バス停(大通り沿い)から、
関東バス [作新学院・駒生行]で約5分、桜通十文字下車すぐ

お車をご利用の場合―
駐車場有・料金無料
■ 東北自動車道で
[鹿沼IC]から 約15分、または [宇都宮IC]から 約20分
■ 北関東自動車道で
[壬生IC]から 約25分
ホームページ
http://www.art.pref.tochigi.lg.jp/
栃木県宇都宮市桜4-2-7
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